寂しさゆえに人を求める



心は、そうだ。けれども
求める心は求めるだけ。

その場で膝を抱え込む

頭を地に近づけて涙が音を立てないように
そこに在るだけで居ようとする。
途方に暮れて夜の中で肩を震わせるだけだった






かつて
生えていた羽が今はもう無くなってしまった背中を見ることが恐ろしくて後ろを向くことすらできなくなった

きっと生きるための強さを旅の途中でどこかに落としてしまった






両腕に枷をつけた。首には鉄の首輪を。心臓には鍵をかけて。

いくつかを壊していつのまにかそれらを得た

重さに気づいてそれを知った



遠くに浮遊する風船を追いかけたい。
どの靴を履いたらいいかがわからなくて考えていたら夜になってしまったんだ
風船はもう見えなくなってた



すべて大切だった
タイムリミットなんて気にせず、一つずつを大切にすべきだった

明日は
明日にならなければ今日の僕にはどうにもできないことを忘れて

続く生を
ひとまとめになんか
できやしないのに























心を優しく撫でてくれる旋律に今は流れるまま涙を出す



今は
ただそうしていたい