もう、心は此処にはなく
今は、誰の元にもなくなった
呼吸をしなおそう
錆びた酸素は吐ききって
新しい酸素を求めよう
空を見上げなくなって
その価値を無くした
いつだって
そっぽを向いてしまえば
それは呼び掛けることもなく
黙殺されるのだ
自由なる不自由が
誰もの首に縄を巻いていて。
抗うことを忘れてしまえば
不自由なる自由は
揺り篭にすらなりえる
どちらが幸せかは
誰にも言えない
隣人の無価値なる塵クズが
僕にとって可能性の1つであったりすることは
よくあることなのだから
いいじゃないか。
どれだけ小さな、
歪でしかない呼吸の仕方であったって
酸素を求めて何が悪いんだ。
いいじゃないか。
だから
歩けばいいんだよ。
君は君の足で、
僕は僕の足で。