どうしてそのときに気づけなかったんだろ。
どうしてその前に気づけなかったんだろうか。
あれは最悪だ。
そのあとの一言だって言うべきじゃなかった。傷つけて傷つけて傷つけた。何度も。
言葉と行動と、ああやってあえて話をする前からも。

最悪。



悲しかっただろうな。怒りたくもあっただろうし。
ごめんって言ってももう、したことがしなかったことになるわけじゃなくて。

だけどまだ
前向きに考えられない自分もいる。

言い訳だろうか?
ずっと、こう考えて生きてきたんだよ
君に会う前から僕は

正しい生き方であったとは言えないけど



なんだろう。真っ向から否定された気でもしてるのかな。



君が言ってたことはたぶん正論。どこをとっても正論だったのだと思う。




僕の生は甘えを含んだ考え。
どこか一部を
かいつまんでしまえばすべて、だめになりそうな気がする。


自分がダメだと思うなら直そうとすることだ、と。

僕は結局、そのことについては
どうでもいいと考えていたんだ。

僕の傷を見て傷つく君のことは
うっすらと気付いていたけど
こればかりは、と
思ってた。

甘えなのかもしれない。
間違っているだろう。
こればかりは、と
考えることこそ、ヒネクレものの証であり、こういう部分こそ
直すべき部分であるのだろう。
そして直すには、直そうという気持ちを持たなければならない。

そういうことを言いたかったんだよねきっと君は。

直したいと僕が思うのなら、直そうという気持ちを持ってって。








持てない、じゃ駄目なのか。

心がそちらへ向かない、じゃなく
そうであったとしても。
その気持ちを抑えて直そうとしなさいって
こと

だよね。



自分がコドモみたいに思えるよ

感情の趣き方がとても雑で。
君にはいつもとても迷惑をかけている。





うまく表せないことが多すぎて

時間が通りすぎてくの。
置き去りにされたみたいな心持ちだ。


なんでこんな心なんだ。
でき損ないだ。

成長し損ねた。

道を誤ってそのまま歩いたのは誰のせいだ何のせいだ。

プライドが変に高い、自分のせいだきっと




みんなの歩く速さに
ついていかないとって思うけど
比べたら僕の歩調はゆっくりだった
ついていこうとすると
足がもつれて転んで
そんなのは惨めに思えて
そんなのを繰り返したくなくて

無様なのが嫌だったんだ

できないところを見せたくなかった

みんなと一緒になりたかった





努力をしなくなって
魅せ方だけうまくなって
僕自身も
僕の心を置き去りにしたのかもしれない

それでも
時々ざわめく心を感じて
そういうときは
自分勝手に振る舞った。
やりたいように。



けど今思えばすべて
ただの卑怯者だったような気がする。


何か大事なことを
一番後回しにしてた。駄目な人間だ。
いつかこういうときが来るんじゃないかってこと、心のどこかでわかってた気がするけど。
否。望んでたのかもしれない。
中途半端な自分の中途半端な言葉たちに、まだ
歯応えのある「これから」が先に続いていくっていう
「未来」を歩めるって本当の希望を
思わせてくれる方法を。


冬の、氷の張った湖面の下に
僕はいたのかもしれない。
濁った水面に薄く差す日光が
太陽のすべてだって

そう僕は、思い込もうとしていたのかもしれない。


綺麗事を並べ続けていても
誰のことだって救えやしない

本当の意味では。



肉のある言葉を生み出すには
今の僕ではできない。

一瞬見つけかけたことも
まだ見つけられてはいないし。

今の僕では見つけることもできない。



誰かのせいにしないで。
誰のせいにもしないで。
自分が掴みたいことなら
自分で掴みにいかないと。

手に力をこめて握る。

憂鬱だって自分で吹き飛ばせるくらいにならなくちゃ。