『大丈夫。あなたは賢そうだから。すぐに覚えられるわ。』



そう行ってくれた女性がいたけれど
僕はその数日後、会社を辞めた。














いつも見かけばかりだ。
僕が出来るのは
それらしい見ためと、一瞬だけのまやかし。






一瞬を魅せることだけで
日常を繋いでいくことは
できない。


日常は、一日は、長い。
一瞬はロウソクに息を吹き掛けて消してしまうくらいの
そんな長さ。



流れ星が瞬く、願い事の始まりの一文字を呟くことができるかできないかくらいの
そんな長さだ。





理解しているフリがとても上手で
理解できていないことを伝えるのがとても、とても下手。



素直に感情を表現することは
わりと難しい。



何も言えない日と
何も言わない日がある。

どちらも似ているけれど
根本が違う。




考えられない日と
考え至ってでも、それを口にすることが
何かを壊す行為になってしまう日。



誰のためにも生きていない。



生きたくない



死にたいんだ
実は、いつだって