幼稚になった。
ここ一年で大分。



“大人になるということは?”

“自分とは、男と女どちらだ?”

“本当の好き、とは?”

“何になりたい?”

“何になれる?”


“不動なんてありはしないの?”
そんなこと考えている自分だって刻一刻と変化していくのだ。





頭を巡るのはいつのまにか
そんなことばかりだった。

そうして
他の物事に集中できない。

人のはなしすら頭に入ってこない。



僕はあれらを
考えたくて考えているのではない。

きっと、生に浸りすぎたんだ。



死を考えていた頃の方がもっと
視界は広かった。

きっとあの頃僕は、居なかったのだろうと思う。

なんにでもなれたなら
僕は僕でいる必要性なんてそう高くはないって
そんなかんじだったのかもしれない。



今も。

まだ僕は居ない。
あの頃以上に僕は居ない。



なんにでもなれるからって
自分を消してしまってはいけなかった。

自分という形が、薄くともあったから僕は何かになれたというのに。



僕は今、何にもなれないで居る。

どうしたらいいのか、わからないで居る。




どうしようもないよ
なんだか
駄目なかんじだ。
このまま堕ちていくだけなのかな
なんかそんな気がする