「指きりげんまん 嘘ついたら針千本飲~ます」
私達の子供のころには、こんなことを言い合って小指を交わして遊んだものだ。針は一本でも飲んだら大変なのに千本!想像しただけでも恐ろしい。
だが、こんな遊びの中で子供のころから嘘をつかない、約束した時間を守る、正直、謙遜などの美徳が植え付けられてきた。これらの美徳が日本人の本来のDNAであろう。
しかし、嘘をつかないというのは、人類文明の礎となっている。愛を分かち合う家庭の幸福の基本だ。また嘘をつかないどころか、真理を求めていくことによって科学も技術も文化も音楽も発展してきた。
それなのに、一方において人間は証拠を突きつけられても認めず、嘘を言い続ける。日産の元会長カルロス・ゴーン氏がもっともそれをよく物語っている。数々のお金での不正の証拠を突きつけられながら、容疑を否認しているという。金と地位がここまで人間を狂わせるのかということを改めて感じる。
しかし、日本人も相当おかしくなっている。例えば、東京地検特捜部長まで務めた人が車で起こした人身事故。産経ニュースによれば、
東京都港区で2月、乗用車で歩道に突っ込み、男性をはねて死亡させたなどとして、警視庁交通捜査課は21日、自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反(過失建造物損壊)の疑いで、運転していた元東京地検特捜部長、石川達紘(たつひろ)弁護士(79)=神奈川県鎌倉市=を書類送検した。同課によると、石川弁護士は「アクセルを踏み込んだ意識はない」などと容疑を否認している。
(中略)
同課は衝突当時、時速100キロ以上が出ていたと認定した。
同課によると、石川弁護士は現場から約300メートル離れた路上で、知人との待ち合わせのために車を停車。運転席から降りようとしてドアを開けた際にバッグを地上に落とし、拾おうと身を乗り出した際に誤ってアクセルを踏み込んだとみられるという。
石川弁護士は当初、「車が勝手に暴走したのではないか」と主張したが、メーカーが車体検査をした結果、異常は確認されなかった。ブレーキ機器には、サイドブレーキがかかった状態で強くアクセルを踏み続けた際にみられる摩耗や変色があった。
石川弁護士は特捜部長として、科学的証拠に基づいて容疑者を逮捕、立件するということをやっていたはず。しかし、自分のことになると、科学的に本人がアクセルを踏んだことが立証されているのに否定する。一人の命を奪ってしまったのに、ここまで来て嘘をつくのは、「法律を極めた私のようなエライ人を追い詰めることができるのか」みたいな傲慢さから来ているのではないか。
証拠は本人がアクセルを踏んだということを示しているのに、そう認めない、おかしな価値観に支配されているのである。
進化論についても同じ構図である。生物の起源、人間の起源という過去に起こった出来事を科学的証拠に基づいていろんな角度から検証してみたら、進化論はまったく合わない。
しかし、ダーウィンをはじめとして進化論者は、神を嫌う、神を排除する、あるいは神を呪う価値観に支配されて、科学的に冷静な見方ができない。
こうして多くの科学者は、科学を偽装した唯物思想、進化論を盲信し、教育・啓蒙活動をすることによって、人類に対して壮大な嘘をつき続けているのである。
「人間が生存闘争によって下等動物から進化してきたし、進化を続けている」という嘘は、人間の生き方を、文明全体を間違った、悲惨な方向に追いやってきた。
帝国主義、共産主義、同性愛などの具体的な事例は個別に後述するが、進化論の嘘によって世界は一層唯物思想と利己的個人主義の価値観に貶められ、神と人間の間の壁、科学と宗教の間の壁、宗教間の壁が強固にされてきたのだ。
「もしわたしたちが御霊によって生きるのなら、また御霊によって進もうではないか。 互にいどみ合い、互にねたみ合って、虚栄に生きてはならない。」(ガラテヤ人への手紙5章25-26)
キリスト教をはじめ多くの宗教は互いに挑みあっているときではない。
来年はベルリンの壁崩壊から30年。今こそ、神と人間の間の壁、科学と宗教の間の壁、宗教間の壁を崩壊させるために立ち上がり、団結するときではないか!
