筆者のそそっかしい経験を一つ。朝食のとき、おかずに岩塩を細かくして振りかけるために、ミルをガリガリ回そうとしたら、なんと蓋がとれ、岩塩がかなり、ふりかかってしまった。

 

しかし、もったいないと思い、大部分の岩塩を取り除き、塩辛くなってしまったがなんとか食べて出かけた。すると、電車で通勤の途中で胃のあたりが気持ち悪い感じになった。気持ち悪いくらいで収まったのが幸運だった。しかし、これを通して、ちょうどいいということが本当に有難いことだと身に染みて感じた。

 

私達が生きている環境は、どれほど、ちょうどいいだろうか。生活レベルでは気温、湿度、酸素の濃度、紫外線のレベル、風力など…が思いつくが、私達がこの地球という、ちょうどいい環境で生きることができるのは、この地球に、たくさんの生命にとって不可欠な条件が同時に成り立っているからだというのである。

 

二回連続で取り上げた、ファインチューニングは、生命を育む地球に不可欠な元素が生まれてくるための重要な条件だが、もっとあるということだ。項目ごとに説明したい。

 

【液体の水】まず、生命にとって不可欠なのが液体の水。地球が金星よりもずっと外側、火星よりもずっと内側の軌道を回っているので、豊富な液体の水を保持することができている。もし地球が5%ほど内側を回っていれば、気温は500度に達する。また、地球がもし20%外側を回っていれば、氷におおわれることになる。地球は、太陽系の中で生命適合ゾーンの中を回っているのだという。

 

 

【銀河系内の生命適合ゾーン】銀河系の中でも、ドーナツ状の生命適合ゾーンがあり、地球はその中に位置している。中心部には巨大なブラックホールがあり、超新星からの放射線が飛び交っている。中心部に近いところは危険なのだ。反対に、外縁部はそういう意味で安全だが、元素が薄く、地球型の惑星ができるには適していない。要するに、ドーナツ状の生命適合ゾーンは安全かつ適切な場所であり、その中に地球は位置しているのである。

 

 

(NASAによる銀河系の想像図)

 

【大きな月】大きな月のお陰で地球は地軸が235度傾き、このために四季があり、穏やかな気候が実現している。今の地球の地軸はブレが小さいが、火星の衛星のようにもし月が小さかったとすれば、ブレが大きくなり、1年の半分は北極は焼け焦がされて砂漠のようになり、また半分の期間は極寒の世界になるという。

 

 

 

【地球磁気圏】地球は磁石になっているので磁場を作り出している。この磁場が、太陽風などの宇宙線から地球を守ってくれているのである。もし適切な磁場がなければ、人間など高度な生命は登場してくることはできなかった。

 

これに関しては以下のサイトが参考になる。

https://www.youtube.com/watch?v=8Ykp4OM-bvI

 

 

【大気】酸素とオゾンを含む大気が致死的なガンマ線、エックス線や紫外線を遮断してくれているという。

 

これらの項目を含む、多数の条件が同時に成立して、人間が生きるのにちょうどいい地球となっているのである。

 

確率的に小さいことが同時に起きているとき、私達は偶然とは思わない。例えば、サイコロを転がして、1の目が2度連続出た。これはあり得る。しかし、3回、4回、5回、ずっと連続して1の目が出続けるのを見たとき、誰しもおかしいと感じる。サイコロを調べてみたら、1の目が出るように磁石を使うなどして仕掛けられていることを発見するのである。

 

宇宙の星があれだけ存在しているとしても、地球のように条件が備わった星は本当に稀だという。地球は特権的惑星であり、奇跡の星なのである。

詳しくは以下のユーチューブのサイトが参考にしてほしい。

https://www.youtube.com/watch?v=1LMcyFQBcWk

 

サイコロの仕掛けのように、奇跡の星とするように“仕掛けた”存在を、唯物論者の顔色を気にして恐る恐る神と言うような時代ではない。

進化論の暗雲によって見えなかったが、進化論の虚妄が明らかにされた今、科学が解明した多くの事実が、神が存在し神による創造があったことをはっきりと指し示しているのである。神が存在するかどうかを問う時代は過ぎ去った。神による宇宙と人間創造の意味を問う時代に入っているのである。

 

酸素、オゾン、窒素、水、二酸化炭素などのバランスのとれた大気は有害な光線を遮断するだけでなく、西に沈まんとする太陽からの光と大気との関係によって美しい夕焼けを見せてくれる。多数の条件が重なって、このような感動的な芸術が現れることができるのである。

 

神は、私達が生きるのにちょうどいい環境を与えてくれているだけでなく、環境を通して私達に日々の感動を与えてくれている。

 

 

 

 

身近な感動のひとときは、神による宇宙創造に思いをいたすことができる貴重な瞬間ではないだろうか。

 


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