金融危機が深刻化してきてからというもの、化粧品業界も全体では苦戦をしています。
政府もデフレを宣言して物価はますます激安競争へと突入しつつあるようです。チラシや広告でも30%!50%OFFというのが目立ちます。
今の時代、商品を定価で購入するということ自体がありえないような感じになってきましたね^^;
高度成長期は、まだ私たち消費者は物を持っていませんでしたからお洋服や化粧品、ブランド品や家電製品などなどどんどん購入していました。
わかりやすいのは紳士服。
当時は団塊の世代のお父さんたちが働き盛りで、しかも人口が1.5倍いる年齢です。
その世代のお父さんたちが、Yシャツやスーツをたくさん購入していました。
ところが、そんなお父さんたちもそろそろ引退も近くなってきて、押入れには何十枚もYシャツがあります。
そんな中で「Yシャツ980円!」と割引したところで、購入しようとは思いません。
女性の場合は、これを化粧品に置き換えるとわかりやすいと思います。
高度成長期は女性はどんどんお洋服、宝石、エステ、ブランド品を購入しました。
ところが、もう今はどれもタンスにしまったまま。
もちろん新しい宝石も欲しいし、お洋服も欲しいとは思うのですが、押入れはいっぱいだし、家計としても優先順位としてはかなり薄い・・・
結局、高度成長期にたくさん物を購入してきたので、今では私たち消費者はほとんどの物は持っているというような状況です。
化粧品にしても同じですね。
みんな一通りのアイテムはすでに持っている。
そして、それなりにそこそこ満足している。
そんな中で乾燥肌や敏感肌などのお肌のトラブルを抱えている人が「もっといい化粧品ないかしら」とたまに買い換える。
そんな状況です。
そして私たち消費者の商品選択の目はますますシビアになってきています。
ただ、価格が安いだけでは「買う理由」がありません。
しかしこれだけ物と飽食に溢れていながらでも、日本人の心はまったく幸せを感じることができていないと思うのは私だけでしょうか?
物で溢れた反面、心はものすごく不足していると思います。
だからリライフォルスドーレは物の販売ではなく、心の喜びを販売し、提供しています。