「いい商品をつくれば売れる」



これは日本の文化の中では美徳とされてきました。





ところが、現代の情報化時代においては必ずしもそうとも言えなくなってきています。






どちらかというと「良さそうに見せる方が売れる」という傾向が強いかもしれません。一時的には・・・







化粧品の場合は最終的には使ってみないと商品の品質はわからないのですが、初めてその商品を使ってみる時には必ず”情報”で判断することになります。







そこで各社化粧品メーカーは”良さそうに見える”ような情報をあれこれと工夫していると思うのですが、個人的にはあまりにも期待値を高めるような販売方法はあまり好きではありません。





かと言って、自社商品に自信がないわけではありません。






ただ、これだけ情報が溢れるような環境になってくると、事前期待を高め過ぎると、その逆に口コミや評判は悪化します。




逆に事前期待を超えた満足感を感じた場合には、逆に評判や口コミが広がります。






企業としては顧客が情報を今のように簡単に手に入れることができなかった時代は、一度売ってしまえばそれでOKだったかもしれませんが、これだけ簡単に他の利用者のレビューや評判を見ることができるようになった現代では、むしろ事前期待をやや控えめにして、等身大に商品をPRしたほうがいいと思います。





もちろん商品品質が良いということが大前提ですが。






と言いましても、化粧品という商品の特性上どうしてもお肌に合わなかったり、変化を体感していただけなかったりもします。




「もうちょっと継続使用してみてください」とご説明しても、1ヶ月で劇的な変化を期待されてしまうとど~しようもありません><




だからこそ、商品特性やコンセプトをしっかりとご説明する必要がありますね。





通販の場合はデパートなどの対面ではない分、それをWEB上でしっかりとお伝えすることが大切だと思っています。