最近の不況で企業業績は縮小しています。
不況に強いとされてきた化粧品業界全体でもマイナス成長となっています。
どの企業もあの手この手で売上を上げ、利益をあげようと努力していると思います。
ただ、その努力の最初の方向がとても重要だと思います
その根底にあるのは思想であり、企業哲学であり、理念ではないかと
経営の神様松下幸之助さんはこう言っています。
「利益が上がるということは、その利益でもっと社会に貢献しなさいということです」
近年のビジネス環境では「儲ける為のビジネス活動」という風潮が強かったように感じます。
ですが、本来ビジネス活動は「顧客と社会に貢献した結果の利益」だと思います。
弊社の生い立ちはまさにそこから派生してきています。
もともと弊社代表の坂本自身が若い頃から肌コンプレックスに悩み、人の顔を見て話すことができないほどだった・・・
そんな時期が長く続いて、あるとき驚くほどお肌がキレイになる化粧品と出会いました。
自分自身の変化の喜びを、肌に悩んでいる多くの女性と分かち合いたい!
そんな想いからまったくのゼロで化粧品の通販事業を開始しました。
そこにあったのは、自社利益よりもまずは顧客利益の思想でした。
なぜなら”喜びを分かち合いたい!”という気持ちが先にあったからです。
そして坂本自身が油分の多い化粧品によって肌がボロボロになっていたという経験から、ノンオイルにこだわり、自然派にこだわり、無添加にこだわりました。
そして「どんなに高品質な化粧品でも続けられる価格帯でなければ意味がない。美しくなるまでの変化を体験できない!」
それを消費者の頃に体験したからこそ、コスメバイキングの発想がうまれました。
コスメバイキングの価格というのは、例えるならば飲食店のオーナーが「私の友達だから、特別価格でいいよ」というような気持ちの価格です。
このようにして”おとなりさんへのおすそわけ”という気持ちでお値打ち価格を設定することになりました。
そして、「売って終わり」ではなく「ご購入頂いてからがスタート」という思い。
それは当たり前ですが、基礎化粧品はキレイになってなんぼの商品です。
「こんなに変わりました!」という喜びのお声をいただいてようやく一人のお客様の人生に貢献したことになるのではないかと思っています。
そして坂本がもっとも大切にしているのはお客様とのつながり。
企業と顧客ではなく、友人のような関係であり、親戚のような関係でありたいと思っています。
よく「企業なんだから利益を出すのは当然」ということが聞かれます。
もちろん利益を出すことは当然の義務なのですが、それも意識の方向が重要だと思っています。
あるお客様からこんなお話をいただいたことがあります。
「長年愛用していた石鹸のお店が、なくなっちゃったんです・・・」
私たちが利益をだす義務があると感じているのは、これほど喜んで頂いているお客様がたくさんいる中で、運営を継続できなくなるということは最もお客様を裏切る行為になると思っているからです。
ムダのない体制でお客様に貢献しつつ、いただいた利益はさらに多くのお客様を救う為に再投資していく為の原資となります。
もっと使い勝手のよいWebシステムを構築したり、ご要望のある新商品を開発したりと。
そしてビジネス活動というのは最終的には、経営者の自己表現の場でしかないと思います。
坂本が肌コンプレックスだった頃から、今では「とてもその年齢には見えない!」といわれるまでになりました。
そして同じように悩んでいる女性を助けていきたい!と
お客様から「キレイになったねって言われました!」
「主人がなんだから肌キレイだなって言われました」
「まさか私が肌キレイって言われるようになるなんて思いませんでした」
などなど喜びのお声をいただくと、坂本は魂が震えるほどの喜びを感じると言います。
それは坂本の使命としての喜びなのかもしれません。
今回の人生に与えられた使命として魂が心から喜びを感じている・・・・私から見るとそんな風にすら見えます。
その過去やおいたち、きっかけ・・・・化粧品事業というのは弊社の坂本自身の人生の表現の場なのかもしれません。
経済環境がこのような状況ですので、決して弊社もらくではありません。
ですが坂本は昨日こう言っていました。
「今はきびしいけど、化粧品事業は私の信念なの。喜びなの。だから頑張るの」