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先日資生堂の大規模な消費者リサーチの結果が発表されていました。



さまざまなデーターが掲載されていて、最近の女性の傾向がよくわかりました。




そこから感じたのは

リライフォルスドーレの開発当時と最近の傾向がかなり一致してきたな~ということです。



特に商品コンセプトに関しては。






このデータの数値を簡単にまとめると


○最近10年間で乾燥肌女性は2割増

○敏感肌女性も2割増

○シミ、シワが増えているように感じるという女性増加





ものすごく簡単ですが(汗)




乾燥肌女性の増加は最近に始まったことではなく、戦後、日本の女性が化粧を日常的にするようになって、さらにバブルの頃から顕著になりました。



その背景には、『美しさ』ばかりを追い求めて、お肌への優しさを軽視した化粧品の氾濫です。




もちろん消費者が求めるので企業としてはそういう商品開発をするわけですが・・・





1970年代に「自然派化粧品でお肌にやさしいんです」とPRしても誰も買うことは無かったでしょう(汗)





リライが開発された当時は、世の中が「本物」を求めるほうへ流れていくことをヒシヒシと感じていました。




そして敏感肌の女性が増えていくことも予測していました。




当時の市販品の多くが刺激物を多く配合していましたから・・






そして文化的な背景も西洋的な思想から。世の中全体が東洋的な思想へと移り変わり始めていました。






医療の世界でも、対処両方から予防医学への流れもあって、将来的には化粧品においてもその流れがくるであろうと。





もともとは坂本自身が「自分が一番使いたい化粧品」を目指したのですが、それが結果的に


○敏感肌の女性に優しいこと=自然派

○乾燥肌の根本から解決すること=自然派治癒力を引き出す

○若返り意識の高まり=アンチエイジング成分を配合




そんな化粧品になりました。




その時代の流れがどんどん高まっています。






最近大手がのきなみ「敏感肌用」のラインナップを増やしているのもそういう背景があります。





私たちからすると「いまさら・・・」と少し怒りすら感じますが・・・・







多くの女性の敏感肌を助長してきたのは、その大企業の利益偏中の商品開発なのですから・・






消費者データーを眺めながらそんなことが頭の中をめぐりました。