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この時期は「急にお肌の調子が悪くなってきました」という女性が多いようです。
夏のダメージが表面化するようですが、実はそれだけではありません。
紫外線や暑さによる体の疲れなどもありますが、実はそれ以前に前からダメージを受けていたということが大きいのかもしれません。
どういうことかと言いますと。
ほんとに何度お話しても勘違いしている女性が多いのですが、強力なクレンジングと洗顔でお肌のバリアが弱くなっていることに根本原因があるんです。
お肌のバリア機能の役目を果たしているのは皮脂です。
この皮脂が強力なメイクで流出することによって、お肌の表面は丸裸になってしまいます。
そうするとお肌の潤いがどんどんなくなっていきます。
お肌の水分が減った細胞は、いろいろなトラブルを起こします。
それは言わば脱水症状と同じです。
水分を与えないといけないんです
それが、毎回毎回洗浄力が強いクレンジングや洗顔を使用していると、お肌はいつも乾燥がちになります。そして皮脂の分泌が間に合わずに不安定な状態になります。
人によってはこの状態が混合肌だったりします。
Ｔゾーンはベタベタなのに、他の箇所はかさかさというように・・
さらにベタつくからといって、ますます洗顔をゴシゴシしちゃう方がいるのですが、それによって慢性的な乾燥肌になっていきます。
そしてこの状態でＳＰＦ値の高い日焼け止めを夏の間に使っていると・・
当然、この時期に明らかなダメージとして現れます（汗）
そうなんです。つまり夏だからというだけではなく、その前から、すでに原因を作り出してしまっているんです。
そしてそれが顕在化するのがこの時期なんですね。
日頃からお肌を健全に保っておくには、まずはお肌が自ら皮脂を適度に分泌する力を引き出すことなんです。もともとあなたも若い頃にはこの力が活発だったはずなんです。
ところが溢れる美容情報の影響で、「すっごい落ちるクレンジング」＝「良いクレンジング」になっちゃってます。
リライのクレンジングはたまに「アイメイクが落ちにくいです」というお声をいただきますが、リライは「落としすぎない」ようにしています。
アイメイクはメイクの中でも最も強いメイクですから、ここに洗浄力の強さを合わせると、皮脂分泌の少ない口元や頬などはとても負担がかかります。
冬に口元などが粉を吹くという方は、ここに原因があるのかもしれません。
乾燥肌や敏感肌のかたは、化粧水やクリームばかりに目がいきがちかもしれませんが、まずはクレンジングと洗顔から見直してみてはいかがでしょうか？
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