2年ほど前に大ブレイクした『コエンザイムQ10』
巷の女性や健康を気遣う方に大流行のこのサプリメント
この『コエンザイムQ10』はどんな効能があるのかご存知でしょうか?
体内でも生合成される補酵素の一種で、補酵素Q10、またはユビキノン、ユビデカレノンとも呼ばれています。
日本では1974年に心筋代謝改善薬として承認されました。
その後、薬事法で規定されている審査も通り、安全性も確認されました。
もともと一部が体内で生合成されるものですから、副作用の報告もなく、安全性も証明されています。
1991年には薬局・薬店でも販売できるようになりました。
その効果は大きく分けると、エネルギー賦活作用と抗酸化作用に分けられます。
一言で説明すると、細胞の若返り効果がとても高い。
ということで一時期大ブームになったわけですね。
テレビ番組でも健康系ではしょっちゅう取り上げられていた気がしますもんね
そこで大手化粧品メーカーはこぞって、Q10化粧品発売しました。
ところが人間にとっての摂取量の目安がバラバラでした
1日30mg摂取と公言しているメーカーもあれば100mg摂取が理想と書いてあるメーカーもある。
でも、実際は人間の体は余分な物は外に出す働きがあるので
吸収率の方が重要です。
よくあるのがビタミンC。
ビタミンCは一日摂取量50mgだと言うのに1粒で300mgとか500mg含まれている錠剤が多いのは、全部を吸収できるわけではないからですね。
一概には言えませんが1/5~1/10程度といわれています
食べたものが100%体に吸収されていたら、ちょっと気を抜いたら物凄いデブデブにすぐなっちゃいます。
だから人間は、ちょっと暴飲暴食したくらいじゃあ、急にデブにはならないし。
体にとって悪い物(添加物など)を毎日とっても、それ程目に見えて体を壊したりしないのですね。
だから、1日カプセルで30mgの摂取をしようが化粧水を肌からガンガン塗布しようが、体が目に見えて元気になり、肌が若々しくなるなんて事はないんです
なぜ、そのような物しか流通してないのか?
それは・・・・・・
厚生省の『コエンザイムQ10』の配合率を一律に30mgと取り決めてあるからです!
30mgといえば、実際には0.03g
実はこの程度の量ではほとんど効果がないようです。
でもそんなこと業界の人じゃないと分かりませんよね(泣)