昨日に引き続き今日も化粧品の成分についてお話しましょう。
かなり多くの消費者の方々にほとんど知られていないことだと思います。
最近話題の成分ってたくさんありますよね~^^
代表的なのはコエンザイムQ10、コラーゲン、ヒアルロン酸、セラミド、などなど
まだまだありますよね^^
そこで数々の化粧品が様々なこれらの成分をPRしているわけですが、一体どれがいいの?
って思いませんか?
それぞれの成分にはいろいろな役割や効能がありますが、代表的な部分を超簡単に説明しましょう。
コエンザイムQ10は一言でいうと、細胞が栄養からエネルギーを抽出する際に活躍する成分なんですね。
ですから新陳代謝を促進し、お肌に良いと言われます。
次にコラーゲンもかなり話題になりましたよね。
コラーゲンってネーミングがいかにもお肌に良さそうですもんね^^
でもコラーゲンも随分イメージだけが先行しちゃったような気がしますねー(汗)
まずはコラーゲンが「潤いエキス」というように捉えられているような気がするのですが・・・
一面では正しいのですが、どうもしっくりきません。
コラーゲン自体はタンパク質の一種で、コラーゲン自体に潤いがあるわけではないんですね。
肌表面に潤いを与えるわけではなくて、奥の真皮層で肌を持ち上げている繊維のようなものと考えてもらえるとわかりやすいかもしれません。
家で例えると、屋根が肌表面で屋根裏が基底層、真皮は部屋と言えるかもしれません。
(ちょっとわかりにくいかもしれないですね 汗 。個人的なイメージなのですが)
その屋根を支えている各柱がコラーゲンだとイメージしてみてくださいね。
(実際はあんなに硬いものではなく、当然柔軟性はあるのですが)
この柱が壊れて、減ってくると屋根が傾いたり、陥没したりしちゃいます。
これがお肌でいうとシワなんですね。
だからコラーゲンが活き活きしてることが良いのですね^^
でもこのコラーゲンだけでは実はちょっときついのです。コラーゲンの間には当然水分で満たされているのですが、この水分が不足してくるとコラーゲンもヘロヘロになっちゃいます。
またコラーゲン同士をしっかりつなぐ為にはエラスチンが大切な役割を果たしてます。
でもエラスチンも水分がないときついんですね。
そこで大切なのがヒアルロン酸なんですね。ヒアルロン酸はアミノ酸の一種で、水分をしっかりと抱え込む働きがあります。
なのでコラーゲンを活かすにはヒアルロン酸が不可欠なんですね
さらにそのヒアルロン酸の生成を助けるのがグルコサミンなんですね^^
そしてこのグルコサミンを活かすには・・・・・・・・
というようにいろいろな成分は必ず相互に補完しているんですね。
だからひとつの成分だけを補給してもその効果は非常に限定的になっちゃいます。
これはサプリメントでもいえるのですが、わかりやすい例をひとつ。
カルシウムといえば誰でも良くしってるように、骨の成長に必要な栄養素ですよね。
このカルシウムは通常は骨に蓄えられていますが、血液中にも含まれています。
食べ物からの摂取が不足すると骨から溶かしだし、過剰摂取であれば骨に蓄えるわけです。
ところがサプリメントなどでこのカルシウムの処理スピードを超えた摂取をしてしまうと、腎臓は排出処理が間に合わず「結石」として蓄えてしまいます。
またカルシウムの吸収を促進させるのはビタミンDなので、ビタミンDが不足するとどんなにカルシウムを摂取してもうまく吸収されません。
このように栄養も同じなんです。
だから化粧品も特定の成分だけをPRして「○○配合!」というのはとっても危険なんですね。
PS
ということでリライフォルスドーレでは23種もの生薬をバランス良く配合してるんですね^^
原価も高くて大変だけど・・・・・(笑)