今日はお肌にも油性の部分と水性の部分があるというお話です^^。
これ知っておくと非常によく化粧品のことがわかるかもしれません。
20代くらいまでは、お肌の皮脂が(←皮脂は天然バリアです)十分にあるので、どのようなスキンケアでも、そこそこは大丈夫ですが、30代を超えてからは、この皮脂が減少してきます。(弊社の商品を御利用いただいている方はご存知のように、強力過ぎる洗顔はもってのほかですね。)
この皮脂が減少してくる時期、これがよく言われる「お肌の曲がり角ですね^^
ここからのスキンケアが大切なんですね^^
この皮脂が減ってきている年齢にもかかわらず、多くの人はより洗顔を入念にしちゃうんですね(泣)
大切なバリアを自ら破壊しちゃってる・・・
そして、40代からは30代までにしてきたスキンケアの違いで人によって、お肌の状態がめちゃ違ってきちゃうんですね。
では、その基本となるお肌のメカニズム「油性・水性」です。
肌というのは、空気に触れている一番外側(←表皮といいます)というのは、「油性」の層でおおわれています。皮脂がありますからね
これは、オイルフィルムのようなものをイメージしてください。
なので、ここに水性のコスメを補っても、油ではじかれちゃって浸透しにくいのですね。
そして、その下の層がとても大切な部分です。
ここは、「油性」と「水性」の成分が規則正しく配列し、水分で潤いつつも、油分が水分の蒸発を防ぐ層があります。
これを「中性」の層と呼んでいます。一般的には「基底層」とも呼ばれてますね。
この部分は肌の重要な部分を占めています。
先ほどお話ししたように、年齢に伴って、質や量の低下が起こると考えられている部分でもあります。この層が新しい細胞を生み出して、ターンオーバーを促進してるんですね。
また、「油性」の層は、はがれてしまっても2,3時間で元に戻るといわれているのに対し、
「中性」の層は、回復に時間がかかります。そもそも細胞を生み出す母細胞の層ですからね。
ですから、この層にダメージを与えるようなコスメの使い方はNGなんですね。
人間と同じです。お母さんが病弱でダメージを受けていると子供は、お弁当も作ってもらえなくて、おなかペコペコでフラフラになっちゃう(笑)
このめちゃ大切な「中性」の層の下に、「水性」の層があります。
この「水性」の層は、コラーゲンを作ったり、ハリを持たせるためのエラスチンなどがたっぷり入ったゼリーのようなものをイメージしてください。
余談ですが、「コラーゲン配合」といったコスメもありますが、あのコラーゲンが「水性」の層にまで浸透するとはちょっと考えにくいですね。
あくまで、「油性」の層に残留しているか、わずかに「中性」の層にはいり込むかもしれない程度だと思います。