最近観た映画(エレファント・マン、ロリータ、マイバックページ、カポーディ、ヤバい経済学) | 斜め上から目線

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(旧 迷探偵タケナンの「真実はいつもひとつ」)

最近は週末に映画を観ていることが多いです。

観るたびに書きだめしたいと思いつつ忘れてしまうことが多いので

覚えているものをいくつか。


デヴィッドリンチ監督の映画はとても面白いナーと思っていて

全く映画の趣旨もわからない、奇妙な世界観の

ブルーベルベットやマルホランドドライブを出してすごい映画を作る人がいるなーと思ったら

ドストレートな感動映画のストレイトストーリーをつくったり

頭の中をのぞいてみたい、そう思っていたときに出会ったこの本。

大きな魚をつかまえよう―リンチ流アート・ライフ∞瞑想レッスン/四月社
¥1,890
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普段、リンチがどんなことを考えていて映画を作っているのか

という内容が描かれています。

タイトルにもあるように、瞑想を重要に感じていて、そこから安らぎやひらめきなど

得ているとのこと。

僕も瞑想はじめました。



その流れで観た2本の映画。
エレファント・マン [DVD]/ジェネオン・ユニバーサル
¥1,500
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象のような姿をした男の子が見世物小屋に入れられていた話。
ノンフィクションだそうです。
見終わったあとに言葉が出なかった。
イレイザーヘッド 完全版 [DVD]/ハピネット・ピクチャーズ
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完全なる変態映画。リンチのデビュー作らしいですが、
解釈が出来ません。頭を工場に持っていくと鉛筆の上の消しゴムになるとか、、常軌を逸しているとしか思えません。

瞑想したら思い描ける世界なのでしょうか。

ロリータ [DVD]/ワーナー・ホーム・ビデオ
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ロリコンという言葉の起源になったといわれている、ロリータ。
娘に愛情を注ぎすぎて常軌を逸する映画です。こちらはスタンリーキューブリック。
カポーティ コレクターズ・エディション [DVD]/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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ティファニーに朝食をなどを書いているトルーマンカポーティが冷血という本を出すときの話。こちらもノンフィクション。

天才カポーティの、利己的で、自分のことしか考えていない姿も
感情的で涙する姿も、どちらもカポーティで、複雑な人間の気持ちを感じました。つらいことや悲しいことなど、考えてもどうとも思わないけど、いざ体験するとその感情があふれるような、そんな気持ちになるときと重ね合わせたりしました。


マイ・バック・ページ [DVD]/バンダイビジュアル
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学生運動があった時代、ジャーナリストと革命家を謳う学生の話。
正しいことと世の中が認めることが違うことを感じさせられます。
こちらもノンフィクション。
ヤバい経済学 [DVD]/角川書店
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いろんな問題を経済学で解決しよう、という話で、
特に印象的だったのが分析の話。アメリカで高かった犯罪率が急激に下がるのだが分析の結果、警察官が行った施策の効果は50%しかなく実は因果関係が無いように思われる、中絶許可の法律だった。という話。

一応備忘録もかねて、ブログに記載。