「あなたのためを思って言っているの」
「それくらい自分でやりなさい」
私たち大人が子どもに対してよく発しがちなメッセージですが、
その言葉は本当に子どもに向けて発せられていることばでしょうか?
子どもと接していて感じるのは、その言葉が
自分のために発せられて言葉なのか?
大人自身のために発せられた言葉なのか?
それを聞き分けるということです。
そして私たちは大人は、子どものためと言いつつ、
しばしば自分のために子どもに向けてメッセージを発しているのだと思います。
その言葉の矢印が自分に向けられていないことが、
子どもの心に寂しさを募らせる一因になっているのではないでしょうか?