雨ばかりの日々が東京では一旦収まったようです。

が、西日本の方は依然大雨のようで、

沢山の被害が出ているようです。

これからの日本は例年並みなんて言葉は無くなりますね。

経験したことの無いと言う言葉が繰り返されるように、

予想もつかない気候に僕らは対応していかなくてはならないようです。

自衛の概念をちゃんと持ち、命は他人が守ってくれないことを理解し、

被害を最小にしていく努力が必要な時代ですね。

 

さて、一個前の記事で高級店での行動を書きましたね。

第2弾です!

今回は特に最近のありがちな事柄について書こうと思います。

 

最近と言えばまずは携帯電話又はスマホ。

テーブルの上に堂々と置いている方をよく見かけますが、

ある程度以上の、いわゆる高級店と言われるお店では、

テーブル上に置くことはとても恰好悪い。

写真は撮っても大丈夫か確認を取った上で、出来れば一瞬で撮るように。

出来れば音もさせない努力も必要でしょう。

スマホなどは椅子の脇に置いておくとかバッグの中が好ましい。

テーブルとは食卓であり、皿の延長です。スマホなどを置く場所ではないのです。

ましてや食事中にメール返信など断固禁止。

その場にいる同席の方、サービス人を大切にしてください。

顔も見えない人を優先するなら来ない方が良いでしょう。

 

では、ワインについて。

わからなければ予算と飲む量をソムリエに伝えましょう。

価格を伝えることは恥ずかしいことではありません。

女性と来てるなら、ワインリストを指さして、「このあたりの物で料理に合うものを!」

そう伝えたならソムリエがちゃんと選んでくれます。

 

ボトルで頼んだなら、頼んだ方のグラスに少量注ぎ、

テイスティングをお願いされることでしょう。

さりげなく気取らずに、香りを嗅ぎ、一口味わい、ソムリエに目くばせ。

これで終わりです。

間違っても、ぐーるぐるグラスを回したり、講釈を垂れるのは止めた方が無難です。

古くは毒見として行われていたこの行為。

招いた方々に毒は入ってませんよと証明する儀式です。

どれどれ、ワインに詳しい私が味見してやろう的なダサいことは厳禁です。

現代では抜栓した時点でソムリエが劣化などは確認しています。

スマートにこなしてくださいね。

 

最近は料理に合わせたペアリングなんかもあります。

予算が許すなら、それをオーダーするのも一興です。

数種楽しめて、合計金額も読みやすいので安心です。

 

お水も有料である場合がほとんどです。

確認しても恥ずかしいことではありません。明示しないことの方が不自然です。

勝手にどんどん注がれてる場合は聞いてみても構いません。

最初にお水はどうしますか?と聞かれたなら確実に有料。

そう思ってくださいね。

 

あとですね、

意外に重要なことなのですけど、

数名でテーブルを囲んでいる時、又は一斉スタートのレストランの時、

食べるスピードには気を使うのが紳士淑女のマナーです。

なんだかあと一口くらいの状態で、食べることを止めてしまう人や、

あまりにも早く食べつくしてしまう人、

どちらもスマートではありません。

レストランとは舞台でもあります。

その夜の演者の一人であることを意識しないで、

自分の思うがまま、自分のペースを崩さない人は舞台に上がらない方が良い。

周りをちゃんと意識するのが大人ってものですよ。

 

後書きに近いですが、最後にトイレのことも。

女性同伴なら、男性がタイミングを見て先に一度トイレに立つとよいでしょう。

高級レストランともなるとトイレは見えにくく、わかりにくい場所にあるものです。

先に確認しておいて、女性がトイレに立つときにアドバイスできるように。

女性がサービスの人にトイレの場所を聞くという行為をさせないのがスマート。

食事が終わった時によく言われることですが、

使ったナフキンを畳まないのがマナーみたいなこと。

はっきり言うとどっちでもいいです。

美味しすぎて畳むのを忘れてしまった!っていう意思表示なのですけど、

あまりにもぐちゃぐちゃに置くのはそれも美しくない。

さりげなく、フワッと置けば良いのではないでしょうか。

 

うーん。書き足りないけど第3弾はあるかなぁ。

ご参考にしてくださいね。