「だから頑張らなくていいんだよ・・」

「そんな容易く言って、何も分かってないくせに!!」

手に持っていたグラスを投げる勢いだった。
でも投げずに、その場に泣き崩れた。

たしかに。
たしかにそうだった。
あいつは頑張って頑張って、必死になってここまできた。
それを分かっていながら・・


「体が心配なんだよ、、、」

体裁を立て直そうと少しばかり嘘を吐いた。

素早く見抜かれ、キッと睨まれた。

「・・ごめん」

最後はいつも謝るんだ。
謝れば、、、


けれどいつまでも その涙は止まらなかった。


もしかしたら今回だけは許してもらえないかもしれない。


・・軽率だった。