こんにちは
カウンセラーの
YUKIです
人と会話をするときに、
「なぜ?」を3回言うと、
相手は追い詰められ、
人格否定されたように
感じるとされています。
ある日の先輩Aさんと
後輩Bさんの会話です。
Aさん「なんであんなやり方したの?
マニュアルちゃんと確認した?」
Bさん「マニュアルは確認しましたが、
Cさんにはこうやって
教えてもらいました。」
Aさん「マニュアルが基本でしょ?
なんでマニュアルに沿って
やらないの?」
Bさん「Cさんに教えてもらったから
いいと思って。」
Aさん「なんで先輩に教えてもらった
からいいなんて思ったの?」
Bさん「マニュアル確認する時間が
なかったので。」
Aさん「さっきマニュアル見たって
言ったじゃん!?
なんで嘘つくの?」
Bさん「…。」
Bさんは黙って何も言わなくなって
しまいました…
聞いている私も何だか
苦しくなってしまいました
『なぜと迫られると
50%くらいの嘘が交じる。』
と言われています。
世界的企業である
トヨタ自動車でも
販売の現場では
「なぜ売れないんだ」
という言い方は
しないそうです。
なぜと聞かれても
相手はその場しのぎの
適当なことを言うか、
畏縮するかの
どちらかだからだそうです。
なぜ?を多用されると
責められているような
感覚になります。
相手は心に壁を作り、
口から出まかせを言ったり、
謝ったりとしても
その場しのぎになったりして、
解決策を見出すのが
難しくなります。
なぜ?を繰り返すのではなく、
「これからどうしたらいい?」
に繋げられるような
会話をしてみてはいいのではないでしょうか?
先ほどのAさんとBさんの会話ですが、
AさんがBさんに対して、
「あなたの手技はマニュアルと
少し違っていたけれど、
どうしてそのやり方をしたのか
教えてほしい。
私はあなたに正しい方法で
できるようになってもらいたいと
思っているから。
マニュアルを見ながら
一緒に振り返りをしよう。」
と声をかけていれば、
尋問のようなやりとりを
しなくてもよかったかもしれません。
相手と良好な関係を築くためにも
「なぜ?」の多用は
控えた方がいいかもしれません。
本日も読んでくださって
ありがとうございました
はじめまして
心理カウンセラーのYUKIKOです。
看護師をしながら、
女性を対象とした
職場の人間関係のお悩み解決を
お手伝いする活動をしています。
インナーチャイルドセラピーと
TA交流分析を使った
カウンセリングで、
あなたが
人間関係で抱えている
お悩みやストレスを
解決できる方法が
見つかるかもしれません。
気になりましたら、
お気軽に
ご相談ください。