篤です。

 

企業理念のブログにようこそお越しくださいました。

ありがとうございます。

 

企業理念から応援したい会社を見つけたり、

世の中を支える会社をご紹介したりしています。

 

今日はリツアンをご紹介します。

 

『ワーク・ライフ・ハピネス』

で紹介されていた会社です。

 

業界のブラックボックスを開け、

夢を語るコミュニケーションを

実現させています。

 

リツアンSTCは静岡県掛川市にある、

エンジニアを派遣している会社です。

 

エンジニアリングソリューション事業として

IT関連のソフト開発・インフラ、

機械設計、電気・電子設計、建設、

通信、ケミカルエンジニアリング、

解析・評価も行っています。

 

創業は2007年、まだ若い会社です。

 

派遣労働者に厳しい業界に一石を投じたい

と起業しています。

 

社員数は926名で、

東京・名古屋・京都・沖縄・横浜

にオフィスがあります。

 

<ビジョン>

いきいき生きる人を増やす

 

「AIが発展していく時代において、

 人間に残された最後の武器は

『モチベーション』です。

 世界を変えるようなサービスは

 常に人間の並々ならぬ情熱から

 生まれてきました。

 私たちリツアンは、

 人生にも仕事にも前のめりで

 挑戦できる社会を実現するために、

『いきいき生きる人を増やす』

 会社になります」

 

<企業理念(ミッション)>

「1円でも高い報酬を支払う」

「1円でも高い報酬を支払う事が価値」と考え、

営業、採用、バックオフィス業務を民主化し、

エンジニアの搾取をなくす。

 

エンジニアの報酬を底上げすることで

採用競争力が高まり、

エンジニアが正当に評価される社会を実現する。

 

「会社を出入り自由のコミュニティの場にする」

「会社は所属するものではなく参加するもの」

だと考え、

勇気を持って挑戦したエンジニアが

仮に失敗したとしても、

何度でも戻って来られて、やり直しができる、

出入り自由のコミュニティの場になる。

 

「会社を『使われる』ものから

『使う』ものへ変える

「都合よく使われることこそが会社の役割」

だと考え、

組織よりも個人側に立ち、

言いづらいことを代弁し、

働く環境をより良くするために交渉する。

 

一人一人のキャリアと本気で向き合い、

理想の働き方を見つける

エージェントであり続ける。

 

『ワーク・ライフ・ハピネス』による「ハピネスリスト」

・組織内に潜むブラックボックスを

 取り払うことがハピネスにつながる

・いかにして社内の疑念を払拭するか

・組織内の不満が解消すれば、人は育つ

・コミュニケーションの成り立つ

 環境づくりもハピネスへの近道

・人財は囲い込まない。

 羽ばたく人材がハピネスを呼ぶ

・会社の利益より社員の利益を優先することが

 ハピネスにつながる

・ビジョンを持って、そこから逆算する 

 

「組織内に潜むブラックボックス」というのは、

手数料情報の開示です。

 

一般的な派遣会社は

公開が義務付けられていますが、

エンジニア派遣では

まだブラックボックスなのを

取り払っています。

 

最後まで読んでくださいまして、

ありがとうございました。

今年からメンター制度を導入しています。

よくあるメンターや

チューター制度ではありません。

派遣会社では

教育制度が充実していると

コストがかかるので給料があがらない、

教育制度が充実していないと

スキルが上がらない

というジレンマがあります。

これを高い報酬を受けながら

教育も受けられる

という制度を導入したのです。

波及効果として、

派遣先で社員さんたちが

人財を惹き付けてくるそうです。

素晴らしい好循環が生まれています。

「働く人の幸せ」にこだわった会社

だと思いました!

報酬ポリシーとして

「公明正大6箇条」を掲げています。

篤です。

 

企業理念のブログにようこそお越しくださいました。

ありがとうございます。

 

企業理念から応援したい会社を見つけたり、

世の中を支える会社をご紹介したりしています。

 

今日はミナロをご紹介します。

 

『ワーク・ライフ・ハピネス』

で紹介されていた会社です。

 

職人さんに自由な時間と空間を提供することで、

職人さんが育つ環境と

プライドによるものづくりを実現させています。

 

ミナロは神奈川県横浜市にある、

木型製造、ハーバリウム製造販売、

ケミカルウッド材料販売などを

行っている会社です。

 

更に、

材料販売として「ケミカルウッド壱番店」、

インテリアの「横浜ハーバリウム弐番店」と

「エポキシアート協会」も運営しています。

 

「ハーバリウム」というのは、

ドライフラワーをガラス瓶に入れて

専用のオイルで満たしたものです。

 

「エポキシアート」というのは、

エポキシレジンを使ってつくる

アート作品のことです。

 

創業は2002年、まだ若い会社です。

15年勤めていた木型製作所の廃業に伴い、

共に働いた仲間2人と起業しています。

 

<コーポレートメッセージ>

ハンドメイドインテリア素材から

プロ向けケミカルウッドまで

「ハンドメイド素材の店」

 

30年を越える木型製作の

ものづくりで培った技術と信頼をいかして、

より良いモノ、より効率化を

最大限に追求する事をポリシーに、

これまでのノウハウと商流で

ハンドメイドインテリアの事業を展開している、

と続いていました。

 

<企業理念(社訓)>

前例無きにも恐れず、

創り上げたものにこだわらず、

常に変化を取り込み、

自由闊達な活動で社会に貢献する。

 

中小製造業の元気がないことから、

「もっと元気にしていきたい」

という想いで

「全日本製造業コマ大戦」

を創設しています。

 

2012年に第1回を開催して以来、

日本国内で年間50場所以上、

2015年からの「世界コマ大戦」は

7ヶ国で開催されるまでに広がっています。

 

この活動は2013年に「メセナ大賞」、

2014年に「総務大臣表彰」を

受賞しています。

 

『ワーク・ライフ・ハピネス』による「ハピネスリスト」

・組織や業界の風習に埋没しない

 “発想の転換”が導く変革

・状況に対するプラス思考と

 思考のオープン性がハピネスを呼ぶ

・自由な時間は職人の本能を覚醒する

・経営者は自分の夢を自信を持って語り、

 行動できるか

・人材のベストマッチのためには

 フットワークが必要

・(企業の)ライフサイクルに合う革新は、

 新たなハピネスを生む 

 

営業戦略としていち早くHPを活用したり、

合成樹脂であるケミカルウッドの端物を販売したり、

「木型」に囚われないで

のびのびと活躍している会社です。

 

最後まで読んでくださいまして、

ありがとうございました。

職人さんに仕事を一任し、

手が空いた時間は自分の製作に当てることで

「ものづくり」の楽しみを叶え、

様々なチャレンジにも繋げています。

ミナロという社名は

一緒に起業した仲間3名の

一文字を組み合わせて命名されています。

真面目と遊びが融合した在り方が

とても素敵な会社です!

篤です。

 

企業理念のブログにようこそお越しくださいました。

ありがとうございます。

 

企業理念から応援したい会社を見つけたり、

世の中を支える会社をご紹介したりしています。

 

今日は会社の紹介ではありません。

 

『到知』に

松下幸之助翁の教えを伝える上甲晃氏と、

渋谷教育学園理事長の田村哲夫氏の

対談記事がありました。

 

幸之助翁はよく、

「大事なことは教えられない」

とおっしゃっていたそうです。

 

そして上甲氏が行き着いたのが

「共にある」という心境です。

 

田村氏は

「教えることを通じて自分自身が教わった」

と実感しているそうです。

 

そして幸之助翁の

「自修自得」「万事研修」として

「自ら問いを発し、自ら答えを求めよう」

という在り方と、

田村氏の「自調自考」として

自分を知るところから始まり、

「自ら調べ、自ら考える」

という在り方の共通性を語り合っていました。

 

「非認知能力を磨け」ということです。

 

これは

「見えないもの」の影響を認識すると同時に、

自分から行動しないと何も得られないこと、

「何のために」をブラさない在り方

とも思えました。

 

そして、渋谷教育学園では、

「学校のすべての仕組みは

 この理念を浸透させるように つくられている」

そうです!

 

これが素晴らしいと思いました!

 

教育理念として何かを掲げていても、

それはそれ、これはこれ

というところが多いのではないでしょうか。

 

一貫して理念を貫いていることは、

教育に対する自信にもなりますし、

迷った時の判断基準になることでしょう。

 

この在り方は、

企業理念を軸にした経営と全く同じです。

 

教育という観点なので

「教育理念」となるだけで、

企業理念も教育理念も、

もっといえば自分企業理念も相似形です。

 

存在意義として、

どこまで高めているのか、

どこまで真摯に取り組んでいるのか、

ということです。

 

一貫した在り方は、

かっこつけの理念ではできません。

 

社会に対して適切であり、

心から自社の在るべき姿だと信じるからこそ

組めるのです。

 

学校で一貫した取り組みがなされていたら、

そこに通うことで身につくことも

違ってくるように思いました。

 

最後まで読んでくださいまして、

ありがとうございました。

幸之助翁は、

松下政経塾でたくさんの

受験エリートが入塾してきた時に

「そんな勉強(高度な経営論)は自分でせえ。

 君らがやるべき一番の勉強は、

 朝早く起きてしっかり掃除をすることや」

とおっしゃったそうです。

勉強以外のことは免除されてきた人たちに

上甲氏は散々突き上げられたそうです。

さもありなんですよね^^;

田村氏は

「客観的な事実よりも、

 嘘や自分の気に入った情報を

 真実と思い込む傾向が強まっている」

「出来事に反応する程度の考えしか持たない」

「その現象の背景に深く目を向けようとしない」

ことに警鐘を鳴らし、

「言葉をしっかり学ばない」

ことが原因と説いていました。

篤です。

 

企業理念のブログにようこそお越しくださいました。

ありがとうございます。

 

企業理念から応援したい会社を見つけたり、

世の中を支える会社をご紹介したりしています。

 

今日は平金商店をご紹介します。

「ひらきん」と読みます。

 

『ワーク・ライフ・ハピネス』

紹介されていた会社です。

 

働く女性のハピネスを追求することで

安心して働く環境を醸成しています。

既存の企業理念を社員の目線でみて、

支えとなるものに進化させています。

 

平金商店は岩手県盛岡市にある、

文具・事務機器などを販売している会社です。

オフィス環境の内装工事も手掛け

「快適なオフィス環境」を提供しています。

 

「仕事にやりがいや楽しさを感じ 

  生産性やパフォーマンスを向上させる職場づくり」

です。

 

創業は1767年、今年で257年になります!

老舗です!!

「古くて、あたらしい。創業1767年」

とあり、

酒造業から始まりました。

 

文具類を扱うようになったのは1879年、

150年ほど前になります。

 

店舗展開や表彰歴などを見ると、

とても250年を超える老舗とは思えないほど

「攻め」ています。

 

「古くて、あたらしい。」は

実際にやってきたことを表わしています!

 

<経営信条>

「誠実」

誠意をもって実行に移す心。

 

「奉仕」

職業を通じて社会に奉仕する心。

 

「真理」

真の道はただひとつ信念の心。

 

<経営目的>

誠実、奉仕、真理の経営信条に基づき

全社員の顧客志向の創造活動で

お客様に愛され信頼される企業になること。

 

顧客のニーズを捉え

役に立つ仕事をすることにより

必要とされる企業であり続けること。

 

<企業理念(経営理念)>

「私たちは、社員と皆様ひとり一人の

 豊かな人生を求め続けます」

 

「私たち」というのは、働く構成員すべて。

「皆様」というのは、ステークホルダーである、

お客様、販売店、メーカー・仕入先、

協力業者、金融機関、地域社会の人々、株主です。

 

更に「ひとり一人」の定義もあり、

「物心両面の豊かな人生を求め続ける」

とありました。

 

経営信条と経営目的は以前からありましたが、

東日本大震災を機に

社員さんの支えになる企業理念が欲しい

として全員で考えたそうです。

 

『ワーク・ライフ・ハピネス』による「ハピネスリスト」

・働く女性のハピネス感は、

 重要な経営資源・経営者の気配りと

 従業員の安心感がハピネスを生み出す

・自然に女性が

 キャリアを積み上げることのできる環境

・社員が一丸となって経営理念をつくる幸せ

・快適な社員同士の関係性がハピネスを生む

・オープンマインドと

 コミュニケーションがある会社には

 ハピネスがある

・心を通わすことが、ハピネス獲得の基本 

 

女性が活躍できるいろいろな施策がありました。

 

最後まで読んでくださいまして、

ありがとうございました。

女性が活躍していることで有名な会社です。

女性を応援するのは

代々継承されている風土でもあり、

昨今の流行りを受けたものではありません。

出産・育休にたいする在り方も、

昨今の「子持ち様論争」とは目線が違いました。

篤です。

 

企業理念のブログにようこそお越しくださいました。

ありがとうございます。

 

企業理念から応援したい会社を見つけたり、

世の中を支える会社をご紹介したりしています。

 

今日はユークロニアをご紹介します。

 

ユークロニアは岩手県八幡平市にある、

睡眠改善の会社です。

 

アクティブスリープという商標で、

企業に対する社員の睡眠、健康、生産性

に関するコンサルティング事業など

行っています。

 

作業療法士である菅原洋平氏が医療現場にて

「睡眠の法則と脳の仕組み」に着目し、

開発した手法です。

 

社員の健康管理にとどまらず、

労災の防止や生産性の向上に

つなげるプログラムのようです。

 

創業は2012年、まだ若い会社です。

 

日経新聞の記事には

所在地が静岡市とあったのですが、

移転したのかもしれません。

 

ユークロニアというのは、

「社会のリズムと生体のリズムが調和した世界」

という意味の言葉です。

 

<企業理念(ミッション)>

生体リズムの仕組みをフル活用し、

現代社会のリズムにふさわしい

生き方を創造すること

 

<根底にある理念>

「最高の治療はセルフケア」

 

<コンセプト>

「ヒトの仕組みを知り、

日常生活に活かすことで、不調を減らし、 

生産性を向上させる」

 

睡眠改善はつきつめれば働き方、

生き方を新しくしていくこと 

 

睡眠は脳の状態を知ることができる最も

身近なツール 

 

そして睡眠は脳を変えることができる

誰もがもつツール 

 

誰でも簡単に、

今日からすぐできる行動を提案します、

と続いていました。

 

『あなたの人生を変える睡眠の法則』

『すぐやる!行動力を高める科学的な方法』

などの著書がたくさんあります。

 

睡眠だけでなく、脳の使い方もありました。

 

生体リズムと

脳や体の仕組みを上手に活用して

生産性を上げつつ、

より快適に生活するためのコツとして、

 

・脳のワーキングメモリの

 空き容量を増やす 

 

先延ばしは容量を圧迫するそうです。

 

・脳を省エネにする 

寝起きのスマホチェック、

マルチタスクなどは

エネルギーを無駄に消費するそうです。

 

・情報を取り入れ過ぎない 

 ぼーっとする時間を

 意識的に持つといいようです。

 

・眠くなったらパッと数分仮眠をとる 

 仮眠は30分以内だそうです。

 

・生体リズムに則った、

 ざっくりとした脳の時間割 

 

午前:頭を使う 

午後:手を使う 

夕方:体を使う 

夜:内臓を使うとありました。

 

学習や覚えることは

寝る前が適しているそうです。

 

最後まで読んでくださいまして、

ありがとうございました。

沢山の記事がありますので、

気になった方は

「菅原洋平」で検索してみてください。

「めんどくさい沼」からの

脱出方法もありました^^;

篤です。

 

企業理念のブログにようこそお越しくださいました。

ありがとうございます。

 

企業理念から応援したい会社を見つけたり、

世の中を支える会社をご紹介したりしています。

 

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今日は週刊メルマガを発行しました。

今回は企業理念と戦略のつながりについて書きました。

考えれば考えるほど区分が難しいことに気づきました。

でもここから考えればはっきりします!

このメルマガを読んでくださる方は、

右上のご質問フォームからご連絡ください。

メルマガの内容はこのブログでは取り上げません。

メルマガ限定記事にしています。

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今日は会社の紹介ではありません。

 

ネッツトヨタ南国の横田英毅相談役による

「幸福ではない社員さんの特徴」

がありました。

 

1. 自分の成長の実感がない

2. 自分で考えて仕事をすることができない

3.あまり自由に意見が言えない

4.自分の努力が評価されない

5.職場の人間関係、上司関係が良くない

6.コミュニケーション不足、

 チームワークがない

7.お客様、同僚、ビジネスパートナーから

 感謝されていない

8.所属している組織を愛せない 

 

なるほどと思いました。

 

1~4は自分の存在意義を揺るがすものです。

5,6は居場所がないことによります。

 

7は「何のために」が見えない状態です。

 

8は1~7の問題が起きていなければ

自ずと感じることであって、

「組織を愛せないこと」が

「幸せではない特徴」とは思えませんでした。

 

「愛せない」ということは、

自分が大切にされていないことが

根底にあると思います。

 

さて、

この1~7について

企業理念を軸にして考えてみると、

1は企業理念ではどうしようもないですが、

2~7は解決できると思いました。

 

2は、企業理念を軸にすれば、

自分仕事と企業理念を

紐づけていかなくてはなりませんから、

考えざるを得ません。

 

3は、意見は企業理念からの意見となり、

大義があるのですから

自由に言いやすくなります。

 

4は、企業理念から

それぞれに役割があるのですから、

お互いの努力がなければ

企業理念は実現していくことができません。

 

評価も企業理念から考えることなので、

努力が評価されない可能性は低くなります。

 

5と6の人間関係やコミュニケーションも、

企業理念のもとに集った仲間として

お互いを大切にしていくことで

解決していくことです。

 

7は企業理念により

自分の仕事がどのように

貢献しているのか理解できますし、

共に働く仲間同士で

感謝を言い合うようになります。

 

お客様から直接感謝されない現場は

たくさんあります。

それを伝える仕組も

企業理念から構築していくことで、

より実感できると思います。

 

企業理念は会社にとって必要なだけでなく、

幸せな社員さんを増やしていくためにも

必要なことが

改めて認識できるのではないでしょうか。

 

最後まで読んでくださいまして、

ありがとうございました。

自分の成長の実感がないことが幸福ではない、

というのは、

今は強まってきているように思います。

何をもって成長というのか

わからない部分はありますが、

会社の仕事だけによらないのではないか

とも思いました。

会社の仕事からの成長であれば、

自分で考えて仕事をしていれば

自ずと成長していきますし、

もし成長が感じられないとしたならば、

それは「与えられる成長」のことなのかな?

とも思いました。

自分で学んで、

自分で成長していけばいいだけ・・

というのは、

昭和の考え方なのでしょうかね^^;

 

篤です。

 

企業理念のブログにようこそお越しくださいました。

ありがとうございます。

 

企業理念から応援したい会社を見つけたり、

世の中を支える会社をご紹介したりしています。

 

今日は平金商店をご紹介します。

「ひらきん」と読みます。

 

『ワーク・ライフ・ハピネス』

で紹介されていた会社です。

 

働く女性のハピネスを追求することで

安心して働く環境を醸成しています。

 

既存の企業理念を社員の目線でみて、

支えとなるものに進化させています。

 

平金商店は岩手県盛岡市にある、

文具・事務機器などを販売している会社です。

 

オフィス環境の内装工事も手掛け

「快適なオフィス環境」を提供しています。

 

「仕事にやりがいや楽しさを感じ 

 生産性やパフォーマンスを

 向上させる職場づくり」

です。

 

創業は1767年、今年で257年になります!

老舗です!!

 

「古くて、あたらしい。創業1767年」

とあり、酒造業から始まりました。

 

文具類を扱うようになったのは1879年、

150年ほど前になります。

 

店舗展開や表彰歴などを見ると、

とても250年を超える老舗とは思えないほど

「攻め」ています。

 

「古くて、あたらしい。」は

実際にやってきたことを表わしています。

 

<経営信条>

「誠実」

誠意をもって実行に移す心。

 

「奉仕」

職業を通じて社会に奉仕する心。

 

「真理」

真の道はただひとつ信念の心。

 

<経営目的>

誠実、奉仕、真理の経営信条に基づき

全社員の顧客志向の創造活動で

お客様に愛され信頼される企業になること。

 

顧客のニーズを捉え

役に立つ仕事をすることにより

必要とされる企業であり続けること。

 

<企業理念(経営理念)>

「私たちは、

 社員と皆様ひとり一人の

 豊かな人生を求め続けます」

 

「私たち」というのは、働く構成員すべて。

 

「皆様」というのは、

ステークホルダーである、お客様、販売店、

メーカー・仕入先、協力業者、金融機関、

地域社会の人々、株主です。

 

更に「ひとり一人」の定義もあり、

「物心両面の豊かな人生を求め続ける」

とありました。

 

経営信条と経営目的は以前からありましたが、

東日本大震災を機に社員さんの

支えになる企業理念が欲しいとして

全員で考えたそうです。

 

『ワーク・ライフ・ハピネス』

による「ハピネスリスト」

 

・働く女性のハピネス感は、

 重要な経営資源

・経営者の気配りと従業員の安心感が

 ハピネスを生み出す

・自然に女性がキャリアを

 積み上げることのできる環境

・社員が一丸となって経営理念をつくる幸せ

・快適な社員同士の関係性がハピネスを生む

・オープンマインドと

 コミュニケーションがある会社には

 ハピネスがある

・心を通わすことが、ハピネス獲得の基本 

 

女性が活躍できるいろいろな施策がありました。

 

最後まで読んでくださいまして、

ありがとうございました。

女性が活躍していることで有名な会社です。

女性を応援するのは

代々継承されている風土でもあり、

昨今の流行りを受けたものではありません。

出産・育休にたいする在り方も、

昨今の「子持ち様論争」とは目線が違いました。

篤です。

 

企業理念のブログにようこそお越しくださいました。

ありがとうございます。

 

企業理念から応援したい会社を見つけたり、

世の中を支える会社をご紹介したりしています。

 

今日はトッツをご紹介します。

 

『ワーク・ライフ・ハピネス』

で紹介されていた会社です。

 

なぜ理念が生まれるに至ったのか、

どのように自社が生まれたかを

全社員が説明できる会社です。

 

「共に歩むため」に

経緯も大切にしています。

 

トッツは広島県尾道市にある、

介護支援関連の会社です。

 

創業は1998年、今年で26年になります。

社員数は418名です。

 

「住み慣れた地域で介護のコンビニを目指して」

とありました。

 

<コーポレートメッセージ>

「ゆったり、のんびり、たのしく。

 誰もが笑顔でいられる介護を。」

 

「ここは笑顔の集まるところ、

 ゆったりケアのトッツ」

 

地域の生活に根ざしたサービス事業を展開。

ぬくもりのある介護を大切に。

笑顔の集まる場所を描き続けます、

と続いていました。

 

<企業理念>

人と人との心の絆を大切に、温かく優しく、

そして夢の持てる地域・社会づくりに貢献致します。

 

<運営理念>

・「共に感じ、共に生きる」を基本とし、

 高齢者の皆様方が長年にわたり

 慣れ親しんできた地域に於いて、

 365日・24時間いつでもその暮らしを

 サポートしていく事により、

 家族や地域とのつながりや

 大切な人々との社会的な関係を

断ち切ることなく、

 安心して住み慣れた場所での生活を

 継続していけるよう援助する。

 

・高齢者ご本人様へのサポートだけでなく、

 ご家族を含めた地域住民の

 皆様方の安心と安らぎを支援する事により、

 居心地の良い地域社会の創造に誠心誠意努める。

 

『ワーク・ライフ・ハピネス』

による「ハピネスリスト」

 

・既成概念の枠を取り払えば

 “ハピネス”が見える

・理念の理解度がベクトルの強さを決める

・慣習にとらわれず、

 お客様の視点から考える

・いいアイデアは即断即決で、

 すぐ実施

・社員のベクトルをそろえるためには、

 演出も必要

・お客様への愛、

 同僚への愛が“ハピネス”を生む 

 

「既成概念の枠」というのは、

施設で逝去された方の

葬儀に参列することを指します。

 

介護業界では葬儀には参列しない

ということが常識とされていましたが、

業界の常識よりも

人としての常識を優先させ、

職員の悼む気持ちを表出させています。

 

「愛」はお客様だけでなく、

四方八方に広がっているようです。

 

最後まで読んでくださいまして、

ありがとうございました。

母が3月頭に倒れるまで、

介護とは無縁の生活を送っていました。

そこから「介護」の文字を見聞きしない日は

ないような生活になり、

介護事業にかかわる方の

存在のありがたさをつくづく感じています。

篤です。

 

企業理念のブログにようこそお越しくださいました。

ありがとうございます。

 

企業理念から応援したい会社を見つけたり、

世の中を支える会社をご紹介したりしています。

 

今日は会社の紹介ではありません。

 

少し前の日経ビジネスに

パナソニックの樋口泰行氏の

『パナソニック覚醒』からの

抜粋記事がありました。

 

そこには、

確実に言えることとして

「どんなに会社を変えようとしても、

 個人と組織のカルチャーや

 マインドを正しくしないと、

 何も始まらない」

とありました。

 

これは、

JAL再生の時に稲盛氏がとった方策とも

共通していますね!

 

組織変革だけでなく、

個人の在り方を変えていく時も

マインドセットから

と聞いたことがあります。

 

どう在りたいのか。

会社であれば

そこに所属する人として

どう在るべきなのかを考えていくことです。

 

行動指針に書いてある項目だけでは、

人の行動は変わりません。

 

また樋口氏は

「歴史が長くなると

 企業としての

 パーパス(存在意義)も希薄になる。

 自分たちは何のために仕事をしているのか、

 何のために事業をやっているのかが

 見えなくなっていく。

 そうなれば、

 考え方がどんどん内向きになる」

 

「思い切って組織風土を変えようとしても、

 なかなか変えられない。

 それは、

 自分たちのどこが悪いのかわからないし、

 変わった姿がどんなものであるのかを

 シミュレーションできないことも大きい」

とあり、

「カルチャー&マインド改革」

を説いていました。

 

国の復興時や、高度成長期など、

「何のために」を

一人ひとりが考える必要がなかった時

ならまだしも、

現在では「何のために」は

最も大切なことに

なっているのではないでしょうか。

 

在るべき姿がどんなものであるのかは、

画であったり、

画像であったり、

物語であったり、

さまざまな手段をもって

伝達しておかなくてはならないことです。

 

そして、

企業理念はこれらを全部解決できる

と思いました。

 

そもそも企業理念は

外向きの視点を与えます。

 

「何のために」が

自社の利益のためだけ

ということは無いと思いますし

(実状は別として)、

世の中への貢献なくして

会社の存続はないはずなので、

自ずと外向きになるのです。

 

企業理念が希薄になったり、

形骸化していくのは、

歴史が長くなるからではなく、

単に経営陣の怠慢です。

 

これが起きること自体、

企業理念が軸として

機能していないことと同義なので、

衰退していくと思います。

 

「カルチャー&マインド改革」は

企業理念からですね!

 

最後まで読んでくださいまして、

ありがとうございました。

なんにつけても

企業理念からじっくり考えて行けば、

ブレることなく

解決策がでてくると思います。

それは、

それだけの企業理念でなくてはならない

ということです。

どんな時でも軸になる企業理念は、

借りてきたような企業理念や、

適当に掲げた企業理念ではできません。

うまくいかないのは

企業理念自体に無理があるのかもしれません!

篤です。

 

企業理念のブログにようこそお越しくださいました。

ありがとうございます。

 

企業理念から応援したい会社を見つけたり、

世の中を支える会社をご紹介したりしています。

 

今日はティーアンドエスをご紹介します。

 

ティーアンドエスは埼玉県越谷市にある、

旅行用品・スーツケースの

企画・製造・卸・販売を行っている会社です。

 

旅行用品は

「TimeWalker」

「LEGEND WALKER」

という2つのブランドが有名です。

 

昨年には

ペットモビリティーブランドである

「PETiCO」を発表しています。

 

創業は2002年、今年で22年になります。

文具やビジネスバッグやキャリーケースを

ホームセンターに販売するところから

始まりました。

 

現在二代目の同族会社で、

社員数は60名です。

 

<コーポレートメッセージ>

ALL ABOUT TRAVEL&CARRY 

 

“旅“と”運ぶ“に関わるすべてを

 

<企業理念(使命)>

最新の技術で安全と品質に配慮して、

快適性と利便性を追求した

製品とサービスをご提供すること

 

<創業の精神>

「お互い」

 

事業のコアと位置付けて大切にしています。

 

<ビジョン>

旅を支えるパートナーとして、

より豊かで平和な社会の実現に貢献する。

 

「私達に世界は変えられない

 かもしれないけれど、

 まだ見ぬ世界への扉を開く“旅”を支える、

 最適なツールを提供することで

 より豊かで平和な社会の実現に

 少しでも貢献したいと願っている」

と続いていました。

 

<パーパス>

旅をもっと身近に。

 

<ミッション>

モノづくりとサービスへのチャレンジで

安心で感動的な旅を提供します。

 

トップメッセージには

「やりたい、だからできる。」

とありました。

 

この言葉は

「未来に向けた共通の想いがあれば、

 私たちは無限の可能性を

 切り開くことができる」

というメッセージに

繋がっていると思いました。

 

そして「共通の想い」は

たくさんの掲げてある姿です。

 

「熱意を大事に」

「あったらいいな」を

「やって良かった」と思えるように、

世界を驚かせる

モノ・コトづくりにチャレンジし、

人を幸せにするために挑戦し続ける。

 

「ベストよりベターを」

高い志を持つよりも、

地に足のついた改善と成長を

毎日実感できるように

取り組み続ける方を

大切にしています。

 

「日本から、世界へ」

世界で誇っていただける

日本発の旅メーカーでありたい

 

と描いています。

 

<バリュー・行動指針>

失敗を愛し、成長につなげよう。

責任感を持ち、真摯に対応しよう。

効率性を大切に、創造性を楽しもう。

個を伸ばし、和の力で邁進しよう。

 

最後まで読んでくださいまして、

ありがとうございました。

二代目はまだ20代の女性です。

V字回復を成し遂げ、

現在も早稲田大学経営管理研究科

夜間主総合MBA在学中のようです。

若い女性のパワーは

本当に素晴らしいです!

心からエールを送ります!

「旅を支えるパートナー」

だけでも強いメッセージになります。

企業理念を始めとした

たくさんの項目は、

しぼってもいいように思いました。