お気に入りの過去記事の再掲、〈我ながら面白いじゃんね〉シリーズです。
既に内容はご覧になったはずなのに、それにも毎回目を通して、いいね👍を押してくださるbluenile0604さん。
本当に、毎日励まされています。
あなたが読んでくださるから、ブログを書き続けられています。この場をお借りして、改めて感謝を申し上げます😊
『正しい姿勢で美しく座りたい』
そう考えてググッた経験がある方なら、
『骨盤を座面に垂直に立てて、坐骨に上半身の体重を乗せる』というフレーズに覚えがあるのではないでしょうか。
全身ガチガチ族の私は、どうしても感覚が掴めなかったんですよね。第一、坐骨の位置が今ひとつ分からない。
あのフレーズにはですね、
ただし、全身ガチガチ族は除く。骨盤と筋膜の癒着が少ないことを前提とする👊
が隠れていたんですね。
そりゃそうだ🤣
スポーツジムの壁に、「骨折や捻挫をしている箇所のトレーニングは御遠慮ください」とは貼られていない。当たり前過ぎて。
お尻の筋膜が骨盤にガッツリ癒着し、筋肉が硬く縮んでいるのに、力づくで無理やり骨盤を立てて座り続けようとするとどうなるか。
私はこれで、ギックリ腰(3回目くらい)をやらかしました
当時受付のパートをしていたんですが、一緒に働いていた少し年上の女性がとても綺麗な姿勢で座る方だったんですね。顔も綺麗で優しくて、超好きだった😍
お客さんが来ず、他に作業がない時は、ただ座って待っているわけですが、隣にいる彼女の横向きのシルエットが本当に美しくて。
何とか私もあんな風に座ってみたい✨️
よし。まずはググって試してみよう。
『骨盤を立てる』…?
ちょっと何言ってるか分からない。とりあえず、腰を垂直方向に伸ばしときゃいいかな🤔
全身ガチガチ族の分際で、通常の人の姿勢に憧れ、通常の人向けの理論を適用するとどうなるか。
まず腰は驚いて、重い/張る/ダルい/痛いといった症状を出します。
………皆さんが想像なさることが起きる。そういうことです。
ビックリからのギックリ。これを〈腰の二段活用〉と言います。言いません。
当時はその因果関係に気づいていませんでした。ただ、座り仕事がマズイのだろうとは思ったので、その仕事は辞めることになりました😭
なので、
『骨盤を立てる』にトライする前に、自分のお尻は十分に伸縮性があるか?を確認して下さい。
確かめ方は簡単で、
しゃがむ、あるいは軽く膝を曲げた状態でお尻をプリっと後方に突き出そうとする動作をゆっくりとした時に、お尻がゆっくりと滑らかに伸びて、動きに追いついてくる感覚があるか否か、です。
腰が力づくで伸ばされる感覚がある方は、『骨盤を立てる』にトライする前に、お尻の柔軟性を取り戻してください。鍛えるのではなく、伸縮性を上げるのです。
私はやったことがないですが、お尻(特に梨状筋)の筋膜リリースが効果的なんじゃないかと思います。
ちなみに今は、セオリー通りの座り方ができますし、坐骨の位置も一発で分かります。むしろ、腰にも上半身にも力が入っていなくて楽です。理論は正しいと思います。
あの時の同僚女性は、〈自分が楽だから〉あんなに綺麗に座っていただけなんですね。
この件では
常識が自分に通用しない時、隠し前提を見落としていないか疑え。
と学びました。
貴重な学びではありますが、代償も大きかった😭