個人差はあれど、いよいよ腹を括らなければならない場面に直面した時、覚悟を決められるのは男性より女性の方かな、と思います。
妊娠・出産をするのは女性だから。
望もうと望むまいと、いったん妊娠したら絶対に出産(死産・流産含む)するしかない。絶対に逃げられない。誕生した以上、必ず死を迎えるのと同レベルの例外なし。
比喩ではなく、文字通り自分と子供の命を掛けた覚悟を決める以外の選択肢はないのです。一方男性には、どんな最悪の状況でも〈逃げる〉という選択肢は常に残されています。物理的・心理的に〈逃げられない〉状況に追い込まれることはあるでしょうが。
実際に妊娠するかどうかは別として、女性は『絶対逃げられない状況は起こり得るし、その時は腹を括るしかない』という前提がDNAに刻み込まれているわけです。
…なんてことを、2018年に当時の法相・上川陽子氏が、オウム真理教関連の死刑囚13人の刑を一気に執行した時に思いました。死刑制度の是非についてはここでは横に置いておきます。
死刑囚のうち、最初に刑が確定したのが2002年の遠藤誠一で、最後は井上嘉浩の2010年。
2002年~2018年の間には、延べ20人以上の法相がいました。その中には上川陽子氏本人も含まれますし、刑の執行に至らなかった様々な事情は当然あるでしょう。彼女が女性だから執行できた、というほど単純なものでもないでしょうし、諸事情の条件が整ったタイミングの法相がたまたま彼女だったのかもしれません。
でも、「13人の人間の生命を絶つ最終的な決断をしろ。それがお前の仕事だ」と言われて、それを遂行できる人間がいったいどれだけいると言うのか。
また、本人はもちろん家族も含めて、オウム真理教による報復の可能性に怯え、ずっと護衛が付く生活を受け入れた彼女の覚悟とはどれだけのものだったのかと思うと、その胆力に自然と頭が下がるのです。
なぜこんな話を2024年の今になってしているかと言うと、要は、
女が本気で腹を括ったら強いからな🫵🏻
あんまり舐めてかからない方が身のためだぞ?
と言いたかったからですね。
誰に向けているのかはご想像にお任せします😜多分、あなたの想像が正解です🤣