自分探しの旅に出た男がいた。

8年間放浪し、遂に男はグアテマラで自分を探し当てた。

DNAが100%一致。

生き別れた双子の弟であった。

 

 

 

 

「わたし綺麗?」

「綺麗だと思いますよ」

「これでも綺麗かー!」

マスクを取った女の口は耳元まで裂けていた。

「う~ん、個性的ではあるけどちょっと僕の好みではないなぁ」

「ご協力ありがとうございました。婚活の参考にさせていただきます」

 

 

 

 

朝、起きると部屋の中が臭かった。

私は清掃業者に家を掃除してもらうことにした。

「ごめんくださ~い、ピカピカクリーニングで~す」

「お待ちしてました、上がってください」

「あの~、鼻の穴にカメムシみたいなものが刺さってますけど」

原因はこれか!

 

 

 

 

満月の光が当たらなければ動かない不便なバイクがあった。

貧乏な青年はそのバイクを格安で譲り受けた。

今日は満月。

彼女を月に一度の夜のデートに誘うため、青年はバイクを走らせる。