日曜の21時
毎週楽しみにしていた『半沢直樹』の放送がもうない
はまりまくっていた私は完全に“半沢直樹ロス”状態です

最終回はドキドキの連続でソファーに座っていられず立ち上がってこぶしを握りしめて部屋の中をうろちょろしながら見てました

特に会議室での半沢直樹と大和田常務のやり取りは見入っちゃいました


「大和田ぁぁぁぁ!やれぇぇぇぇ!」
土下座での謝罪を強要する半沢。

ものすごい形相の大和田常務。半沢だって負けていません。

まわりが止めるにもかかわらず決して許さず土下座の謝罪をさらに強要する半沢。

大和田常務は時間をかけて、憎しみ、恥、屈辱、恐怖、いろんな感情と葛藤しながら膝を折ります。

半沢としては長年の恨みや憎しみ。半沢だけでなく大和田に打ちのめされてきた弱い人たちみんなの気持ちを背負って、土下座という形で大和田常務にけじめをつけさせましたがそれで本当に半沢はすっきりしたのでしょうか?


何で謝らないんだろう?
何で過ちを認めないんだろう?
何が何でも謝らせて自分の非を認めさせよう。



私にもそう思ってしまう出来事に出会ったり、そう思わざるを得ないような人に出会ってしまっうことがあります。

謝られて当然。
そうしなければこっちの腹の虫がおさまらない。
どうやったら謝るのか。
どうやったらちゃんと謝罪を形にしてもらえるのか。


そのことに時間も神経も費やして。
私の形相はきっときつく、周りから見ていいもんじゃないと思います。

謝らせることに必死になっていた私にポンと言葉を投げかけてくれた人がいます。

「感謝も尊敬も自然と湧き出てくるものなんだよ」
「愛情も謝罪も自然と湧き出てくるものなんだよ」
「強要されて出てくるものじゃないんだよ」

ハッとしました。
いくら謝ってもらったって、いくら感謝されたってその言葉がその人自身から自然と出たものでなかったら何の意味があるのでしょう?
言われたほうだってすぐにそんなの見破ります。

半沢直樹は大和田常務の土下座で本当に胸のつかえはとれたんでしょうか?許せたんでしょうか?

半沢は出向しちゃうし切に続編を望みます