気がついたらどうしようもないような八方ふさがりの状態になってしまった時。
不安でたまらずどうしたらいいのかわからなくなってしまった時。
あなたならどうしますか?

例えば、現実を自分の都合の良いように解釈し
「相手が悪い」とそれで済ませてみたり、 いつまでも現実を見ず、放置しておくことは不安が大きくなるだけです。
何の解決にもなりません。

また、それをしていると不安が大きくなるだけではなく、
あなたは被害者であり続けてしまいます。 

というのも、現実を見ないままでいると
心の中では…

「〇〇の性格が悪い」 
「〇〇のせいだ」 
と考えてしまいます。

確かに、私たちは 
「〇〇のせいだ」 
と言ってしまえば一瞬、心は軽くなります。 

しかし、それと同時に、私たちは『人生の手綱』を手放していることに  気づかなければいけないと思うのです。
 

なぜなら、そうやって周囲や環境の責任にしている
ということは、
「自分は無力で、周囲に振り回されているだけなのだ」
と認めることになってしまいます。
だからこそ、人や環境のせいにしてしまえば 今直面している問題をますますコントロール 
できなくなってしまいます。
なんだか悔しくありませんか?
自分の人生、主役は自分でありたいものです。
それが周りや環境に振り回されて自分自身でコントロールができなくなってしまうなんて。

 不幸の真ん中にいるように感じていると毎日、その事でイライラしてしまいます。 

そのイライラに対処するには、次の2つの方法があります。 

1、人生の最期の日まで、来る日も来る日もイライラしつづけること 

2、今の現実を受け入れ自分から、動き出すこと
 

以上のいずれかしかありません。 

「不幸」にしろ、「過ち」にしろ  人のせいにするのではなくその現状を受け入れ自ら動き出すことを決断すれば物事はどんどん良くなる気がします。
もちろん、現実を見つめてそれを受け止めるのはとっても勇気のいることだしつらい作業になりますが。

今、置かれている状況がどうあれ、 自ら率先力を持って事を起こすことを決断する。

決断とは、 自分で「決」めて、
負の流れを「断」ち切るということです。