リラックスリビングでお茶事の稽古 | リラックスブログ

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リラックスリビングのショップ内外で起こる事を、気ままにのほほ~んと綴るブログです。


8月20日水曜日、お茶の先生や社中の方々、友人を招いての

お茶事(のお稽古)をリラックスリビングの2階で催しました。

亭主はぼくともう一人、水屋に3名、お客様10名、総勢15名という大人数。

どういうふうに席を使うか、からいろいろと考えました。

リラックスリビングの2階の間取りはだいたい下の図の通り。

緑が炉の切ってある茶室。

黄色がギャラリースペースの広間。

青が琉球畳の敷かれたスペース。


黄色い広間は普段はこんな感じ。


青の部屋はこんな感じ。


緑の茶室はこんな感じ。


最初に鉢と甕で作った蹲を使っていただき、


ぼくが出てきてご挨拶。


広間で簡易な椅子に座って戴いて懐石をお出しします。


最初の膳は鮎のリゾットとヒラメのカルパッチョ

パッションフルーツソース。

汁はバジリコの冷製スープ トマトのジェラート添え、です。

懐石用の和の器を使ってイタリアンをお出しする趣向です。


煮もの碗には石州麺にてんぷらを添え、

焼き物にドライエイジング熟成肉のローストをお出しするなど、

和洋とりまぜた献立にしました。

懐石の後はお茶の時間。

緑の濃茶席、青の薄茶席と2つのグループに分かれていただき、

それぞれの席で炭点前の後、お茶を一服お点ていたしました。

これは薄茶席の道具。

店で扱っていたauraのdarumaを水指に見たてました。


自分の店を使って初めての大がかりなお茶事でしたが、

大きな混乱もなく、お客様にもお楽しみいただけたようでした。

ただし水屋の中は戦場のよう(笑)。

本当に「お茶」というものはお客様、水屋、亭主のチームワークで

初めて成り立つものなのだなぁとあらためて実感しました。

そしてなんとかやり遂げた充実感と

ご参加いただいた全ての方々への感謝の気持ちでいっぱいです。


そして今日。

大仕事をした後の虚脱感でなーんにもする気になりません(笑)。

ブログ書くのが精いっぱい。