またしても茶杓作り | リラックスブログ

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リラックスリビングのショップ内外で起こる事を、気ままにのほほ~んと綴るブログです。


8月1日水曜定休日、京都へ。

メインの目的は2つあったのですが、まずは京博でやってる「大出雲展」へ。

朝一番に着いたらやっぱり並んでる人いるんですよねぇ…。

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で、内容はというと当たり前ですが「歴史物」です。

ここんところ「陽明文庫」とか「古事記」とか「頼朝と重源」とか

歴史物もいくつか観ましたが、

正直言うと「やっぱあんまし面白くね」。

古い書物とかってもちろん貴重なのは分かるけど、

書物ってやっぱり書いてある中身が面白いんであって、

古い写本の見開きを見たってなぁ…。

分かってるんなら行かなきゃいいんだけど、せっかく京都行くし。

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で、博物館東庭にあるお茶室も公開していたので、ちょこっと見学。

さすがに暑過ぎて他には見学者無し。

あまりにも暑くてお茶室の良さも今一分かんなかったっす。

それから前にも行った東福寺近くのKAHOギャラリーへ。

ギャラリーオーナーの下保さんのお父上下保昭さんの水墨画展。

今まで見たことのないような水墨画です。すごくいい♪

しかしこのギャラリーは建物が良すぎて、お庭が良すぎて、

展示内容に集中できない、という嬉しい悲鳴の難点あり(笑)。

そしてそこでおちあったお茶つながりの友人に連れられて銘竹屋さんへ。

竹平商店です。

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銘竹屋さんというのを初めて知りました。

すご~い!

茶杓削りを教わりに行ったのですが、

竹についての面白いお話を山ほど聞かせて戴きました。

竹って120年に1回花を咲かせるって知ってました?

そんで咲いたら一斉に枯れるんですって。

それ、120年に1回ってどうやって調べるんやろ?

色んなお話をお聞きしつつ、「京の名工」に選ばれていらっしゃる

先代社長から丁寧に教えて戴きました。

ええのんでけた~♪ 嬉し~~♪

で、ひととおり終わってから見せて戴いた名工の作品で大盛り上がり。
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ちょっと写り悪いですけど、この茶杓分かりますか?

茶杓が好きな人(ってお茶してる人だけ?)で知らない人はいない

利休が自刃前に削って古田織部に贈った茶杓「泪」。

本物は徳川美術館にあって、もちろんガラスの向こうにあるわけですが、

それを寸分たがわず筒まで写して作ってる!

触れる!うっひょー!

写しでもなんでも凄すぎる~~。

他にも武野紹鴎のや、豊臣秀吉のや、有名な茶杓がぞろそろ…。

これ、写しって分かってても、ん十万ん百万とかで買う人いるんじゃなかろか。

ちょっと冗談でお茶会とかで使って、筒と一緒に拝見に出たりしたら

卒倒する人いると思う(笑)。

おみやげに作りかけの茶杓もいただいて、いやー楽しかった~♪