昨日(27日)、お店を終えた後、
ならまちナイトカルチャーってのに行ってきました。
午後8時からで時間の都合がいいのと、なんといってもお安い!
ちょっと早目についたので、馴染みのギャラリーやらのぞきながら
猿沢池あたりを散策。
夕闇迫るならまちもなかなか風情があってよいもんだ。
お店が次々閉まっていくのがちょっと残念だけど…。
それで会場のならまちセンターに行くと、50人分くらいのパイプ椅子と
鏡板のかわりに影向の松は幕。
解説と笛を一曲聴いた後に「デッサン能」泰山府君が始まりました。
シテ1人と地謡が5名と笛のみ。曲も後場のみ。
ううう~む。あんまりにも省略しすぎではないやろか。
もともとお能が好きで色々観ている人は「泰山府君」という
ちょっと珍しい曲を珍しいなりに楽しむ、ってこともできるかもしれんが、
能ってどんなんか分からんけどちょっと興味あるから観てみよ、
って人が観たらきっと「能ってつまんないなぁ」と思うんじゃないかしら。
これなら無料の薪能とか観に行ったほうがよっぽどいいと思う。
いろんな意味で残念な会でした。
とほほ。