奈良の春を告げるおっさん1号2号珍道中 | リラックスブログ

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リラックスリビングのショップ内外で起こる事を、気ままにのほほ~んと綴るブログです。


今、奈良、といえば言わずと知れたお水取り。

東大寺二月堂で行われている伝統ある宗教行事ですが、

なんといっても有名なのはお松明。

最終日の模様は必ず全国ニュースで流れます。

そんなお水取りなのに、20年以上奈良に住んでいながら

一度も見に行ったことがないおっさん1号(還暦過ぎ)と2号(ぼく)は

「とりあえず一度は見とかないといかんでしょう。」

といういつものノリで出かけてまいりました。

待ち合わせの午後6時ちょうどに近鉄奈良駅に着いたぼくに

先に着いていたおっさん1号はいきなりニヤニヤ顔をしつつ

「いい店みつけました。」と駅ビル内の立ち飲み屋を指し示します。

すでにこれまでの珍道中記をご存じの方にはおなじみの展開です。

「7時スタートにはちょっと早いですもんね。」

と即座に同意したおっさん2号と二人、観光前からいきなり飲む(笑)。

これがまたキャッシュオンデリバリーのやっすーいお店でお酒が進む進む。

しかし7時スタートに間に合うようなんとか切り上げ、

ほろ酔い加減の足取りで二月堂まで徒歩で移動。

これがまたなかなか距離があって着いたころには結構へろへろ。

最終日や土日ではなかったものの

たくさんの人達がお松明の登場を待って集まっています。

そしてニュースで見慣れた儀式が始まりました。
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ズームで撮りましたけどあんまり近くまで寄れないんですよね。

火の粉が飛んでくるわけでもなく、

鳴りものがあるわけでもなく、

ただ燃え盛る松明が移動するのを遠目にみるばかり。

うーむ、思った以上に「地味」。

まあお祭りじゃなくってあくまで宗教行事なんで

あたりまえっちゃあたりまえなんですけど…。

「ま、だいたい分かりましたね」などと言いつつ、

「では腹ごしらえに行きましょう」と向かったのは商店街のお好み焼き。

「やっぱお好み焼きにはビールですね。」

とのたまう1号にあらがうはずもない2号も「とりあえず生中」とオーダー。

「おかる」という明石焼きで有名な店みたいなんですが、

普通のお好み焼き屋のおそらく3倍くらいの種類のメニューから

モダン焼きと広島風ネギ焼き、焼きそばを選び、

それを肴にぐびぐび。

ビールがとまりません(笑)。

お腹も一杯になって店を出、駅に向かう二人の前に

今度はなんだか魅惑的な路地が目に入ります。

吸い寄せられるように路地に踏み込んだ二人は、

まったく似合わないおされなバーに入り、

ウイスキーからワインから飲みまくる。


古都の春を告げる伝統行事さえも酒の肴にしちゃう1号2号。

今日はきっちり二日酔いになってしまいました。おばかさん。