【毎レッスン季節のミニ作品作りで基礎力+応用力もUPする】
癒しのリラックスカリグラフィー教室の町田真澄です。
これまでご紹介した、モダンカリグラフィーレッスンに関する様々な記事の中で、「毎回【レッスン後半】は季節に合わせた作品作りをしています。」とお伝えしておりますが、
「では、【レッスン前半】はいつも何をしているのですか？」と気になる方もいらっしゃると思います。
答えは･･･
【レッスン前半】は、毎回必ず大文字と小文字のA～Zの基礎練習をしていただいてます。
こちらの写真は、毎月第3月曜に開催中のモダンカリグラフィークラスの生徒様の基礎練習中のお手元写真。
(I様、撮影＆投稿快くご許可いただきありがとうございます。)
実はこの基礎練習には、早く・確実に上達する為のとても大切な要素があります。
・1つ目が、お手本をなぞることにより形と文字のリズムをつかむこと。
・2つ目が、筆ペンと金属ペン両方に慣れること。
・3つ目が、作品作りで困らないよう絵の具の扱いに慣れること。
まず、モダンカリグラフィーは他の伝統的なカリグラフィーの文字と違い、文字の傾斜が何度とか、文字の大きさもペン幅のいくつ分とか、文字の上と下とのバランス比率が何対何などといった、細かな決まりがありません。
つまり、文字の形に『正解』がないおかげで、上手下手にこだわらず、誰にでも気軽に手書き文字を楽しめます！
そこが、モダンカリグラフィーの最大の魅力。
この下の写真は、同じフレーズを3パターン違った傾斜や大きさで書いていますが、これ全てがモダンカリグラフィーなのです。
そんな気軽にチャレンジできるモダンカリグラフィーだからこそ、ここ数年海外でも日本でも、またこれまでカリグラフィーに全く興味がなかった方々にも、幅広く広まっていきました。
しかし裏を返せば･･･、決まりが少なく自由な分、モダンカリグラフィーは伝統的なカリグラフィーに比べて、書き手による文字の差がとても顕著に現れます。
「自由で良いですよと言われても、いざ自分で書いてみると何かが違う？！何故？」
「可愛いと下手の差は、一体何なのだろう？」
など、習いに来てくださる方々の中には、モダンカリグラフィーを独学で始めたけれど壁にぶつかり、その疑問を解消しにいらっしやる方も多いです。
そんな方々を含め、皆様にオススメする一番の上達方法は、兎にも角にも【お手本をなぞる】こと！！
自分が綺麗だと思うモダンカリグラファーのお手本を、丁寧に丁寧になぞることで、変な癖が付く前に綺麗な文字の形が自然と身に付きます。
そして、なぞるだけでなく更にプラスアルファして、当教室の基本練習では、
・小文字は一つ一つのアルファベット単独で練習するのではなく、a～ｚまで途中で切らずに続けて書いて練習していきます。
その理由は、文章や単語の先頭に来る大文字は単独で書くことも多いですが、それに続く小文字は、いくつか小文字が繋がって、一つの単語となることがほとんどだからです。
練習中から小文字は前後の小文字と繋げて練習することにより、次の文字に繋がる線の向きや流れが自然と身についていきます。
その結果、毎回繋げた練習を繰り返しているのと、毎回単独でしか小文字の練習をしていないのでは、いざご自身でお手本がない単語やお名前を書こうと思った時の応用力に大きな差が出ます。
そして基本練習の大切な要素の2つ目として、当教室では筆ペンと金属ペンの両方で基礎練習をしていただいています。
これは単に、皆様憧れの金属ペンでも、準備も片付けも手軽で便利な筆ペンでも両方で書けるようになっていただきたいという目的もありますが、それだけではありません。
先程一つ目の、お手本をなぞって文字の形や流れを身につける練習の時には、文字の基本練習に集中して取り組んでいただけるよう、金属ペンと違いインクや絵の具の補充の必要がない、筆ペンが最適なのです。
そんな、今まで挙げた大切な基本練習の大切なポイントを、全て満たす為に考えたレッスン方法として
【レッスン前半の大文字と小文字のA～Zの基礎練習時間】は･･･
1.まず最初に、小文字をa～ｚまで全て繋げたお手本と、大文字のA～Zのお手本を筆ペンをつかって丁寧に【なぞって】いただきます。
2.そして次に、最初と全く同じもう1枚用意した基礎練習用のお手本を、今度は【なぞらず】ご自身でお手本を見ながら、金属ペンを使って練習し、きちんと綺麗な形が書けるか確かめていただきます。
一般的に、他のモダンカリグラフィーのお教室では、市販の黒いインクを使ってインク瓶の中にペン先をドボっと入れて、黒色で文字の練習をしている所が多いと思います。
もちろんそれでも良いのですが、当教室では、季節に合わせた私のオススメカラーの綺麗な色の絵の具で練習していただいてます。
理由は、練習後いざご自身でお友達に何かカードをプレゼントしようと思った時に、好きな色の絵の具で書いてみたいけれど、使うのに躊躇してついつい慣れた黒インクで･･･となってしまったり
頑張って絵の具で試しに書いてみたけれど、何故だか上手く書けなくて、というのではとても残念だからです。
最近は、綺麗なカラーインクもたくさん販売されていますが、滲みや色褪せを考えると、私は断然絵の具での作品作りをオススメします。
ただ、カリグラフィーを書くときに最適な絵の具の濃度、つまり水の混ぜ方や溶き加減が、なかなか初めは難しいという点があります。
その点を克服する為に、当教室では金属ペンでの文字の基本練習の際に、毎回水の量を調節し最適な絵の具の濃度にする練習も一緒にしていただき、絵の具の溶き加減も自然と身につけていただいています。
その練習の成果か、皆様ご自宅でも絵の具を使った作品作りに気軽にチャレンジして、モダンカリグラフィーを日常でお楽しみいただいている生徒様がとても多いです。
それに毎回の基礎練習だって、黒色一色よりも、綺麗な色で気持ちも明るく練習できたら、楽しいですしね♪
モダンカリグラフィーに興味があってこれから始める方は、ぜひご自身の好みの文字を書くカリグラファーのお手本で練習してみてください。
そして、自己流な癖が付く前に、コピーを取ったり、トレーシングペーパーを上から重ねて、何度も何度もなぞって練習してみてください。
それでも、もしなかなか上手くいかない時は、ペンの持ち方や筆圧、ペンの傾き度合いなど改善が必要なポイントがあると思いますので、一度ワークショップやレッスンにいらして先生に見ていただくことをオススメします♪
【毎回レッスン後半】 毎月季節に合わせたミニ作品作り
・3月 卒業入学シーズンに大活躍なCongratulationsカード
・4月 バラやカーネーションなどのお花を添えたThank Youカード
＜日時＞
・北山田校：第2金曜 10：15～12：15【キャンセル待ち】
・北山田校：第3月曜 10：15～12：15【1名募集】（祝日の場合は、前後どちらかの月曜日）
・武蔵小杉校：第2水曜 10：30～12：30【1名募集】
＜レッスン代＞ 毎月 1回 5000円（材料費込み）
＜申込み先＞ relaxcalligraphy@live.jp
詳しくは⇒レッスン詳細をご覧ください。
・インスタ "@relaxcalligraphy"
・ホームページ 『癒しのリラックスカリグラフィー教室』
・Facebook 癒しのリラックスカリグラフィー
<武蔵小杉校>
東横線・目黒線・南武線・京浜東北線・京急線・横須賀線・東海道線・湘南新宿ライン沿線の方にオススメです。
<北山田校>
横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンライン・横浜線・相鉄線・田園都市線・東横線・目黒線・東海道新幹線沿線の方にオススメです。
『癒しのリラックスカリグラフィー教室』北山田校
横浜市都筑区【北山田駅】徒歩2分（東横線日吉駅から横浜市営地下鉄8分+徒歩2分）
緑を溢れる中庭を臨む教室で、癒しの音楽と季節のアロマの香りに包まれながら
リラックスした雰囲気の中で、月1度【大人の癒しの集中時間 カリグラフィータイム】。
【現在募集中クラス】⇒★★★
【北山田校へのアクセス】⇒★★★
【お問い合わせ・お申込み】⇒★★★
（武蔵小杉校・横浜国際プール校でも開講中です。）
お花やリボンの描き方を集中的に学べる【平筆『超』特訓コース（全9回）】＜北山田校＞
カリグラフィー作品が一気に映える【平筆のお花やリボン】の描き方を２時間みっちり、少人数クラスで徹底的に特訓。苦手克服＆お悩み解消のお手伝いをさせていただきます！
⇒詳しくはレッスン詳細をご覧ください
初心者大歓迎！お好きな書体が学べる【フリースタイルレッスン】＜北山田校＞
ゴシック体・カッパープレート体・アンシャル体・イタリック体など、お好きな書体をお好きな回数学べる、まさに【オーダーメイド】のフリースタイルレッスンです！
⇒詳しくはレッスン詳細をご覧ください
世界的大流行中！【モダンカリグラフィー 月１回 定期レッスン】＜北山田校・武蔵小杉校＞
先の尖ったペンや筆ペンで書く、今海外で大流行のモダンカリグラフィー。
＜文字の基本練習＞＋＜ミニ作品作り＞が毎回楽しめる定期レッスンです！
⇒詳しくはレッスン詳細をご覧ください
