【葭始生 あしはじめてしょうず】

穀雨は、春の終わりから初夏にかけての時期です。
この期間は、新緑が豊かになり、
新しい命の芽吹きと穀物の成長が著しく進む時期として知られています。
地球の北半球では太陽の高度が上昇し、
日照時間が長くなります
おうし座も豊穣と物質的な安定を象徴する星座で、地に足をつけ、物質界とのつながりを象徴する星座であり、地球と宇宙の調和を表しています。
4/17から18の日付が変わる前、
木星と天王星がおうし座21°でコンジャンクションしています。
地球から見ての木星と天王星が、
同じ天球上の位置に
非常に近づくことを意味します。
ちょうどその時間に、
私の住む地域周辺では、
地震の大きな揺れを感じました。
占星術で天王星は「地震」を表わす天体です。
地震は、地球の内側が動き大地が揺れるという現象が起こる、
地球にとっては生理現象の1つで、
家屋をもたない野生生物にとっては
驚きはあっても、
地震=死ではありません。
地震によって起こる建物の倒壊や火災で、
人がお亡くなりになることがほとんどで
古代占星術と現代の占星術とでは、
象徴の読みとり方も違います。
来年再来年やってくると予測されている
大きな地震に備え、
身辺の地盤を意識したり、
家屋倒壊の危険がないよう
強度を上げておくなど
できることをできる範囲で
万全に対策した後は、
「小難に。小難に。」と祈るのみ。
まさにノアの方舟の心境です。
おうし座サビアン22°の
「荒れた水の上を飛ぶ白い鳩」は、
伝統的な方法に立ち返るとか、
正々堂々と腹をくくって
自然に問題を解決する、
などの意味合いがあります。
木星と天王星のタイトなコンジャンクションは、25日まで続きます。
木星は太陽系で最も大きな惑星であり、
豊富なエネルギーと成長を象徴します。
一方、天王星は革命的な変化、突発的、そしてイノベーションを象徴する惑星です。
この二つの惑星がコンジャンクションするとき、
それは大きなエネルギーの結合と
新しい可能性の開放を示唆しています。
占星術の観点から見ると、
個人や集団に革新的な変化や突破口をもたらす可能性を持つと解釈されます。
これは新しいアイデアやビジョンの実現、大胆な計画の実行、自由と創造性の追求を促進する時期とされています。
おうし座が物質的な豊穣と安定を象徴する一方で、
木星と天王星のコンジャンクションは変化と進化を促進します。
これは、物質的な安定と創造的な変革を統合する新しい方法を模索する時期として捉えることができます。
物質的な安定と革新のバランスを探求する機会を提供するかもしれません。
このように天文学的・占星術的な視点は、
宇宙と人間の関係性や自然の法則の理解を深める手助けとなり、ますます必要とさることでしょう。