(・_・)いよいよ師走かぁ…

月日の濁流に流されて今年も終わろとしている。
イチョウが黄金色に輝く曇り空の下をウォーキングした。吉祥寺を出て、練馬区、西東京市、新座市を横切り東久留米市まで歩いた。多分往復15キロ位は歩いたと思う。知らない道を歩くと想像力が鍛えられる。もちろん運動不足の解消にもなる。

『もしもこの街に住んでいたらどんな暮らしだろう…』…踏み切りの音を遠くに聞きながら歯磨き、朝もやの坂道を自転車で風を切り、夕暮れには川面に夕日が映え、夜はシャッターの下りた商店街を通り我が家へ…

これがまさしく心の旅だ。人には迷路をさ迷っているように見えるだろう。だけど本能に任せ知らない道を歩くのは実に楽しい。

家族を持っていたらどんな暮らしだろうか?子供は2人?3人?、高層マンションか?古い団地か?…

そしてこんな冬枯れの中、綺麗に咲く花もある。
『この花はなんでこんな季節を選んだのかなぁ』
多分それは寒いのが好きなんだろう。そんな疑問と答えを繰り返す。そんな僕なりの疑問と答えでも、必ず人にも当てはまる。僕の疑問は果てしないので、よくオカンや先生を困らせた。そして最後は『シツコイ!』と言って怒られた。だけど怒られた事で疑問の答えは自分なりに考えるようになった。暖房の効いたスポーツクラブでハムスターのように歩いている人を見るが、是非とも寒空の中を歩いて欲しい。色んな答えが道端に落ちているのだ。
映画『あなたへ』を観賞した。高倉健さん主演のロードムービーだ。ロードショーの時に見そびれてしまっていた映画で、上映館を探していたら下高井戸で上映していた。なんと火曜日は¥1000で観られるサービスディだった。下高井戸には知り合いが以前住んでいたので2度程行った事があった。世田谷区に位置し、京王電鉄と東京急行電鉄が交差する下町風情のある街だ。下高井戸シネマと言う映画館を利用するのは初めてだったけど、下高井戸らしい映画館で僕はスゴく気に入った。これからも下高井戸シネマはチェックしようと思う。そして『あなたへ』は、ロードムービーが好きな僕にとっては秀作の1つになった。今思えばロードショーではなく下高井戸シネマで観られて良かった作品だ。新宿や渋谷などの映画館では余韻に浸れない。秀作と言うのは映画館も選ぶと僕は思っている。 小さな街から別世界へと誘うのが映画館だ。人の暮らしや息づかいの感じられる場所が望ましい。浅草から映画館が消えたと言うのを先日テレビで知った。いずれ映画館の総合ビルが建つと思うが、映画に選ばれる映画館であって欲しいものだ。矢野晋也のチラホラ日記-121127_1510~03.jpg
大雨の日から1日明けて、快晴の青空が目に刺さる。
木枯らしが足下をカラカラと舞い踊る。今は映画館に向かって井の頭線に乗っている。この路線に乗るのは久しぶりだ。養成所が渋谷だったのでよく利用した。春になるとショカッサイの花が綺麗に咲くし、ほとんど地べたを走るのが好きだ。

あっという間に目的地の永福町に到着。いつの間にやら永福町駅も新しく改装されている。ここから歩いて下高井戸に向かう。

木枯らしの散歩も気持ちが良いもんだなぁ…矢野晋也のチラホラ日記-121127_1239~01.jpg