
昨夜ジョギング中にカブトムシを見つけた。アスファルトを這いつくばっていたので連れて帰った。明日にでもどこか神社か公園に放してやろうと思う。東京でカブトムシを見つけたのは二回目だ。前回はメスで10年程前だったと思う。しかしこのカブトムシはどこから来たのだろうか?
小学生の頃には夏休みによくカブトムシやクワガタを捕りに行った。大阪の八尾市は奈良の県境で信貴山、生駒山の山脈が見える。早朝まだ暗いうちに近所の遊び仲間と出掛けた。信貴山口駅から少し山を登ればカブトムシやクワガタがいるのだ。
樹液を吸っているので、木を思いっ切り蹴る。するとポタッポタッポタッと落ちて来る音が聞こえる。まだ辺りは暗いので、どこに落ちたかは分からない。草や枯れ葉を掻き分け探すのだ。メスなら少しがっかり、大きなオスなら大喜びだ。
虫捕りが夏休みの一つの楽しみだった。親の実家は熊本のド田舎なので、虫捕りの必要はない。虫が勝手に家に飛び込んで来るのだ。熊本に行った時は球磨川が目の前にあるので魚を捕ったりした。数年前に父の納骨に帰ったが、ド田舎のまんまだったのが嬉しかった。古い田舎の家の縁側で食べたおばあちゃんの柏餅の味を思い出した。
夏休みは始まったばかりだ。大人になって夏休みはないが、少年の頃の夏休みは永遠だ。それを思い出すだけで、夏休みはいつでも味わえる。
東京の夜道で出会ったカブトムシに感謝。

