来年の消費税引き上げが延期となった。アベノミクスの失敗を宣言したと言う事だ。国民の9割が景気の実感を感じていないとアンケートの結果も出ている。
予想通り、トリクルダウンのようには行かないのが経済だ。シャンパンタワーの上からシャンパンを注ぐ。やがて天辺のグラスが溢れて下のグラスを満たして行く…経済はそんな風に出来ていない。あまりにも幼稚な霞ヶ関の考えだ。そんな事も分かってないのか?と政治家の無能さを改めて実感した。消費税は不公平な税金だ。弱者と強者、同じように税金を取る。
オリンピックで泳ぐスイマーと、溺れている人に同じ距離を泳げと言うようなものだ。そう言うのは平等とは言わない。円安にして儲けた輸出企業からちゃっかり税金を徴収したら良い。規制緩和も一向に進んでないし、第3のが矢はいったいどこに存在してるのか?
舛添の政治資金問題が日ごとに大きくなっているが、これは舛添だけの問題じゃない。舛添と同じように意味のない政治団体を政治家が立ち上げ、そこへ税金が津波のように流れているのだ。財政赤字は政治家達が作っているのに、増税とは何事だ! と大声で叫びたい。
役立たずの官僚、財政赤字でもちゃっかりボーナスを貰う。ボーナス貰うならちょっとはまともな仕事をしてもらいたいものだ。官庁で働く人って本当に能力が低いな…奴らも舛添と何ら変わらない、同じくゲスと言える。
現在アメリカでは大統領選挙が変な盛り上がりを見せている。トランプの存在がアメリカで大きくなりつつある。メキシコとの国境に万里の長城を作り、その代金をメキシコに支払わせると言う。僕の好きな映画『ザ・ボーダー』はアメリカとメキシコの問題を描いた作品だ。ジャック・ニコルソン主演の80年代の作品で、トランプの言ったように不法就労者、ドラッグなど国境を越えてアメリカに入って来る。主人公チャーリーが新天地を求めて妻と国境の街エルパソに越して来る所から物語は始まる。堅物なチャーリーは国境警備隊の仕事に就くが、警備隊員の腐敗と妻の物欲に心を悩ます。そんな中、メキシコ人女性マリアとチャーリーは出会う事になる。地震で夫を亡くしたマリアは、赤ん坊と共に生きて行く為に国境を越えようとするが、なかなか国境を越える事が出来ない。不憫に感じたチャーリーは、マリアを何とかして越境させようと奮闘する。腐敗した国境警備隊は金をもらい不法にメキシコ人を越境させていた。チャーリーはマリアに、これで国境を越えなさいとお金を渡す。国境警備隊の腐敗は進んでいて、金の為に殺人もしていた。それを知ったチャーリーは、警備隊員の一人に詰め寄り、足下に一本の線を引き『ここから入るな』と叫んだ。ボーダーと言うのは国境だけではなく、人と人の間にも存在するのだ。マリアの越境は上手く行かず、赤ん坊を誘拐されてしまう。赤ん坊はアメリカ人に高く売れるのだ。赤ん坊をマリアの元に取り戻す為にチャーリーは一人で戦う事となる。
この映画のボーダーラインは、お金や物欲の為に生きる者と、気分の為に生きる者とに分けた。善意と悪意の間にチャーリーが引いた一本のラインは、僕の足下に今も濃く引かれている。若者には是非ともこの作品を見て欲しい。重苦しい作品だが、ラストカットのメッセージがなんとも美しい。
政治家、官僚は腐敗した国境警備隊員にしか僕には見えない。貴方達は本当に気分はいいのか?
トランプにも言うが、メキシコの貧困はアメリカの責任でもある。オバマにも言うが、銃規制も出来ないくせに、核兵器廃絶を唱うな!何がノーベル平和賞だ!そんなもんは射的の景品より安っぽいぞ!