令和2年9月


あの手この手を使って無理やり退院してきた娘。



あの頃は、お風呂も一緒。寝るのも一緒。


怖い怖い。死にたい。


毎日、叫んでいた。



母さん、苦しかった。



この子はずっと、怖くて苦しい人生を送っていくのか。




拒食の渦に巻き込まれる前、



まるで太陽のようだった娘。




一緒に死んでしまったほうが、


楽なんじゃないかと、思ったこともある。



娘も母さんもたくさん泣いた。





令和4年1月



退院してから、1年4ヶ月。





わたし、今、ぜったい死にたくない。



これから人生、たくさん楽しみたい。



何気ない会話から。




母さんその時、思った。



生きていて良かった。



心で嬉し涙、流した。




娘は

まだまだ長いトンネルを歩いている。



ゆっくりと、ゆっくりと。




出口が、かすかに、見えてきたかな。



むこーのほうに。





まだまだ、ゆっくりとゆっくりと歩いていきたい。






焦らずに…



絶対、大丈夫。