『愉楽の園』宮本輝/著
今日の湿度にはまいった
ちょっと歩くと 汗で 顔や髪がベトつく
さすがにこの作品のように 運河の近くで 蚊が飛び回るようなことはないが まとわりつくような汗にイラつく
タイ、バンコクで出会う2人に まわりの人々が絡む 日常と非日常
そして
生と死
この国特有の気候風土雰囲気にとけ込んでいく 作者は ~な夢精 というような表現をつかっている
節目節目で読みたくなる 宮本輝さんの作品
この本に登場するよく当たる占い師のように彼の作品は立ち直るきっかけを与えてくれる
前に進みたくなり 恋に落ちたくなり 妙な正義感がわいてくる
登場人物の思惑や人となり ひとりごちる言葉の数々
自分を信じるまっすぐな思い
これからも また 読み直すときがくるだろう