日本演劇協会 演劇フォーラム第四回 【現代劇 】  

『音・ことば・けはい』を考える -朗読劇「女の一生」をめぐって- 


に、客として参加・・・のつもりが、

2日前に協会事務局から

「スタッフの手が足りない」の声がかかり、

一転、当日スタッフとして参加してきた。


この演劇フォーラムは、二部構成。


 第一部 朗読劇「女の一生」公開舞台稽古、

 第二部 シンポジウム『音・ことば・けはい』を考える


所要時間、約3時間半。(しかも、これで、2,500円!)

演劇を学ぶ立場としては、とても貴重なフォーラムだ。



「女の一生」は、私が説明するまでもなく、

日本演劇史上不朽の名作。

文学座女優・杉村春子さんが生涯をかけて演じ続けた作品が、

北村和夫先生の演出によって、朗読劇としてよみがえるはずだった。

しかし、今年の5月に、北村先生が突然この世を去られた。

それでも、この作品は、『朗読劇「女の一生」を上演する会』により、

このたび、上演されることになったのだ。

9月7日が初日。

この「演劇フォーラム」シンポジウムのために、舞台稽古が公開された。 


淡島千景さん、白石奈緒美さん、真船道朗さんなど、

そうそうたるメンバーが並ぶ。

スタッフだったので、第一部はあまりしっかり見られなかったのだけれど、

その迫力を、感じ取ってきた。


第二部は、どうしても聞きたかったので、

スタッフ業を放棄して(ごめんなさい)

ホール内に入らせてもらった。

司会の嶋田親一先生は、私がとてもお世話になっている先生。

笑いを交えながら、和やかなシンポジウムを進行されていた。


私は、一部の舞台稽古で

淡島千景さんのとてもハリのある声に聞き惚れていたのだが、

第二部のシンポジウムの中で、

なんと、御歳80歳をこえられているというお話が!!!

(大正13年生まれとのことなので・・・83歳?)


「ご高齢なのによく声が出ますね」

とかいう意味では、ぜんぜんぜんぜんなくて!!

ものすごくきれいな声!

あんなふうに、素敵に歳を重ねたいなぁと、心底感じた。


その他にも、興味深い貴重なお話を聞くことができて、大満足!


台風の夜だというのに、ちゃっかりその後の打ち上げにもついていって

そこでも、いろいろなお話を聞くことができた。

(さすがに帰れなくなると困るので、22時頃に先に失礼した。

 残っていた皆さんは、帰れたのだろうか・・・。)



観劇ももちろんそうだが、

シンポジウムのような場に参加すると、

たくさんの「インプット」ができる。

授業ばかりしていると、「アウトプット」だけになってしまうので、

こういう場を大切にして、自分自身の成長の糧にしたい。