観たい芝居がたくさんあるのだけれど、
時間が作り出せない。
稽古のために、リクをたくさん預けているのに、
これ以上は、無理だーーーー。
・・・と思っていたが、
2本だけ、どうしても観ておきたい芝居があった。
18日の稽古が14時~18時。
強引に、稽古前と稽古後に、2本入れることにした。
* * *
1本目は、こちら。
日生劇場+文学座 ファミリーステージ
「若草物語」
演出/高瀬久男
11時開演の回があり、
日生劇場→稽古場は30分弱。
「14時稽古に間に合う!!」と、観に行く。
この芝居には、友人の「渋谷はるか氏」が、
長女のベス役で出演。
渋谷氏は、高校の部活が一緒で学年も同じ。
彼女の活躍を見るのは、嬉しくて応援したいのと同時に、
輝いている彼女を見て、うらやましさや焦りも感じる。
「私も頑張らなくちゃ」と思わせる、いい刺激をもらえるのだ。
また、私の大好きな俳優さん、
大滝寛さんも、ベア先生役で出演されている。
「若草物語」は、私も幼い頃に、お芝居やアニメで見たことがある。
今回の文学座の「若草物語」も、楽しかったが、
幼い頃に見ていたのとは、ずいぶん印象が変わっていた。
以前観たのは、
「四姉妹」と同じくらいか、それより下かという頃。
現在は、もう「四姉妹」よりもずっと年上の26歳。
夢は夢として、漠然と憧れるものだった歳から、
夢と現実は違うことを知っている歳へ。
叶わない夢に、いつまでもしがみついているのはかっこ悪い。
でも、もちろん、夢のない人間なんてつまらないし、
夢は引き寄せて、叶えて行くものだということも実感している。
でもそれがどこまで続くか、続けていいのか、
現実とのバランスのとり方に悩んでいる。
・・・なーんてことを、知っているのと知らないのじゃ、
芝居を観るにあたって、受ける印象は全然違う。
それから、今回観て、はじめて気になったのは、
姉妹には「男性への興味(性的な興味)」がないこと。
四姉妹は、12歳~16歳。
舞台の最中に3年分成長する。
つまり、もっとも多感な時期。
どうして、その雰囲気を全然持ち合わせていないんだろう・・・?
不思議に思っていたら、
パンフレットにこのことが少し載っていた。
『若草物語』は5人の女性の物語である
島式子(甲南女子大学教授)より
・・・物語が進行する中で四人がいかにも幼いことや、
年齢相応の性的関心をほとんど持ち合わせていない様子に
私たちは当惑し、それが時代の限界であるかのように思いがちである。・・・
なるほど。
まぁ、みんな当惑することなのか。
この文章の後は、「しかし、」から始まるので、
考察すれば、当惑して終わりではないらしい。
2時間35分、見終わって、稽古場に急いだ。
渋谷氏の演技は、ステキだった。
がんばれ、渋谷はるか!