先週金曜、

パントマイミスト清水きよし氏の舞台

「KAMEN」を観に行ってきた。


清水きよし先生については、

去年の11月の

清水きよし氏パントマイム「幻の蝶」を観る

の記事を、ご覧いただきたい。


先生は、お会いすると未だに、

「ユウちゃん、大きくなったね~!」と言ってくださる

優しい優しい先生だ。

小学生の頃を知られているのは、怖いことだ;;

先生! 私は、もう、横にしか大きくならないです。。。


また、なんと、

東京ドラマポケットの演技指導を引き受けてくださったので、

「道化」役の、今國雅彦さんが、

数回にわたって、清水先生の指導を受けている。



さて、今回の舞台「KAMEN」は、

面を使ったパントマイム作品の短編集だ。

公演回数130回を超えており、

「幻の蝶」と並ぶ清水先生の代表作。


ご存知のとおり、マイムは声を出さない。


セリフ表現に代わるものは何か。

私自身がマイム作品を演じるときは、

感情表現の相当の部分を“表情”に頼っている。


が、当然、「仮面」をかぶったら、

顔の表情は見えなくなるのである。


“大道芸”的なものならば、

声も無く、表情もなくても、

動きが面白いし、何とかなりそうだ。


しかし、清水先生は、

「空間の詩人」と呼ばれることからもわかるように、

細かな細かな感情を、大切に表現していく。


それで「仮面」をかぶったら、

どれだけの表現力が問われることになるのだろうと、

想像しただけで“恐ろしい”。



清水先生は、

「KAMEN」の舞台の中で、

静かに、人間の悲しみやおろかさ、喜びなど、

様々な感情を描き出していた。


決してわざとらしくない動き。

マイムは、独特の動きが多いため、

「マイムマイム」(←ダンスのことじゃない)してしまうのだが、

何なんだろう、あの表現は。

本当に、「詩」っていう感じ。

軽やかな身体表現で、空間に世界を描き出している。


「KAMEN」は何度か見たことがあるのだが

観るたびに、新たな感動と発見がある。

それにより、観るこちら側の変化も感じられる。


また来年も観に行きます、先生。