⚠️年末よりブログの書き方を変えています。今までは、長々と書いてきましたが、それはYouTubeで。ブログでは要点を書いていきます。「備忘録」的な観点で書いていきますので、今までのようにご自身でまとめ直す必要がなく、丸ごと暗記するつもりでお手元に。記事は「◆克服法まとめ」というテーマに置いていきます。
あけましておめでとうございます。
2022年初めのお話は、私の外食練習
やることはシンプル。
でも、作戦は細やかに。
怖がりだからこそ、その慎重さをプラスに変えて取り組んできました。ぜひあなたも。
私が嘔吐恐怖症からくる外食恐怖になって、本格的な食事練習として取り組んだ日のことを、昨日のことのように覚えています。
デニーズで、コーンスープとサイコロステーキを食べたんです。
もちろん、ここまでくるのに一筋縄ではいかず、それよりずっと前から、カフェでの練習をしていました。
その流れはこうです。
あなたも参考にしてください。
① 紅茶。
② レジの前にあるような袋入りのクッキー。
③ 最後はサンドイッチ。
この一連の流れは自分の「思い込み」を打破するためでもあります。
あなたの「思い込み」は何ですか?
その思い込みをヒントにして練習を組んでください。
私の思い込みはこれ。
◉固形物は食べられるはずがない。
◉お腹がいっぱいになると消化不良を起こして吐くに違いない。
固形物が苦手になっていたので、まずは胃に負担のかからないようにと思って、飲み物から。次は満腹は怖かったので、クッキーぐらいのものから。
しかも袋入りなので食べきれなくても、家に持ち帰れる!
残しちゃいけないという呪縛を少しでも柔らかくするための策でした。
思い込みはすぐに変わるわけではないので、その思い込みをなだめつつ、騙し騙し、小さな介入をしていったんです。
そうして少しずつ、行く時間帯や、座る場所を変えていき、居座る時間も長めにとっていきました。
そうしていくうちに、サンドイッチに手を伸ばし、やがて症状は辛いけど、症状の中、サンドイッチを食べられる、食べても大丈夫!となってきたあたりで、ようやくファミレスへ。
ファミレスデビューまで一年以上はかかっていたはずです。
あなたはどうですか?こうした細かい段階を踏まえて取り組んでいますか?
行動練習の目的とするところは、症状との対話、観察にありますから、症状の出ない行動練習は失敗です。
症状が出てしまって、少ししか耐えきれず逃げ帰ってきた。これは練習としては成功です。
意味がわかりますか?
症状と「直面する」ことが練習として常に必要となるからです。しかしながら、症状と向き合うのは簡単ではありません。
あなたが怖れているのは、その取り組みによって強い症状を生み出し、それがトラウマになってしまうのではないかということでしょう。
ですから、紅茶から始めるんです。
肉から食べちゃいけません。
肉だって、あえて小さく切ってあるサイコロステーキにしてるんですから。
めんどくさい?
治すのは、そもそもめんどくさいんですよ。
なるのは一瞬、治すのは数年。
ありえないよ…と嘆いているうちに年月は経過していきます。
めんどくささを受け入れ、ただ目的優先で取り組んでいく事も行動練習の一つです。
小さなところからコツコツと。
段階を踏みながら着々と取り組んでみて下さいね。
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