これはある意味、「行動練習」としては正解。症状が出ない場所での練習には意味がありません。
ここで学ぶことは、発作症状がいよいよ出てきたときに、反射的に店を出ようとするとか、何とか気を紛らわそうと必死になるなどの自分の対応を「観察目線」で眺めてみることです。
日によっては、そこから逃げてしまうこともあるでしょう。結果として好ましくない反応をしてしまっても、それはいいんです。
はじめのうちは、そんな自分を関心をもって観察してみるだけ。
もう一人の自分が、あわてまくっている自分を観察する感じで、その様子をみればいいのです。
あわてちゃいけない!
ではなく、「あわてている自分がいることに、自分は気が付いているよ」と言葉にしましょう。
「気が付いているよ」
この言葉をどうかお忘れなく。
「あわてているね!」ではなく
「あわてている自分に気が付いているよ」
が正解。
この二つの言葉を比較してみてください。
あわてている自分との距離が違う感覚がありませんか?
一方は主観的、もう片方は客観的視点。
この違いが、やがて発作症状の渦中においても生かされ、必要以上に慌てることなく自分と症状の間に適度な距離感が生まれてきます。
あなたが欲しい冷静さは、こうした練習を通して手にすることができます。
今のあなたなら、それができます!
レッツトライ!
以上、「発作症状の渦中で冷静さを取り戻すために」でした。
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