【日曜日はヨガ・トーク!】「アーサナに入り、戻る」の流れが交感神経と副交換神経の調和を生み出す。
コンディショニング・トレーナー大森です。
以前の【ヨガトーク!】で、ヨガのアーサナは自分を「最適化」させる。
というお話しを書きましたが、それをアーサナ(ポーズ)の中でも感じられるなと思いましたので、
今回は、「アーサナに入り、戻る」の流れが交感神経と副交換神経の調和を生み出す、というお話です。
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アーサナは身体を様々な方向に伸ばし、曲げ、ねじります。
そうやって身体に対してストレスを与えます。
呼吸をしながらアーサナを保つことで、ストレスを受け入れ、身体と心を適応させることになります。
それが身体のバランスや柔軟性の向上などになります。
一方、アーサナから戻ることで「以前の自分から、その変化に適応した自分」への変化を感じることができます。
アーサナをすることがヨガ、と捉えがちになりますが、
戻った後の変化も含めてヨガだと思うと、ヨガの大きさを感じられますね。
こういう感じ方をすると、アーサナに対しての向き合い方もより自然な形になると思います。
アーサナが強すぎると、それを保つのが苦痛になる。
そして、元に戻った時に違和感が残る。
適度なアーサナの後は、適度なストレスから解放され、より自由になった自分に戻れる。
そんな基準を持ってヨガと向き合うのも良いかもしれませんね。( ̄▽ ̄)
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございます。
皆様がより健康で快適にいられますように。
大森 剛 / OMORI TAKESHI