◎GW明けで久しぶりのトレーニングでも、今までの積み重ねは生きています。



コンディショニング・トレーナー大森です。

先週の火曜日はGWでお休みだったので(大森自身も私用でお休みを頂きましたので ^_^;)

久しぶりのトレーニングというお客様とお話ししている中で、

「はじめはちょっと動きにくかったけれども、わりとスムーズに感覚は取り戻せますね」

というやりとりがありました。

それを踏まえて今回は、

トレーニングの原理・原則に基づいたトレーニングの続け方についてのお話です。



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トレーニングの原理・原則は、人間の特性の原理・原則とも言えますので、

身体に何か(良くも悪くも)変化が起こったときには、これらの原理・原則で説明できます。

変化に対して分析にもなりますし、より良く修正するための方針にもなります。



久しぶりに運動をして動きにくさを感じる時、身体に何が起こっているのでしょうか?


【適応性】により「身体を動かさない環境」に身体が慣れてしまったために、体力の衰えが起こったと言えます。


これはまさに【可逆性】であり、トレーニング効果は戻るものである、ということです。



しかしながら、トレーニングにブランクがあっても取り戻すのは早い、という経験的な事実があります。

【継続性】によって得られた体力は身体へ定着している、まさに「継続は力」の現れだと思います。

言い換えればマイナス方向への【漸進性】

つまり「体力がしっかり付けば落ちるのも漸進的になる」なのでしょう。

(なるべく落としたくはないですが。^_^;)


また、休むことで【超回復】が起こり、かえって身体が動きやすくなるケースもあります。

長期間のブランクであっても、良い方向の休養になることはよくあります。


これは「トレーニングの効果がどれくらい続くのか?」という問題にもなりますが、

どれくらいトレーニングをしたのか(時間、強度、種類、頻度など)によって変わりますので一概には言えませんが、

少なくともそれらの変化も【原理・原則】に則っていると知ることで、対策も立てやすくなるのではないでしょうか。

これは、逆に「トレーニングのし過ぎ」の予防にもなりますので、大切なことです。



日常的にトレーニングを【継続】して【漸進】的に行ない身体を【適応】することで、

少しトレーニングが空く期間があってもあまり影響を受けない体力・身体になれます。


それはより良いライフスタイルにつくることにつながることですね。

トレーニングは継続的に!がオススメの理由です。(^-^)



今回も最後までご覧いただき、ありがとうございます。

皆様がより健康で快適にいられますように。


大森 剛 / OMORI TAKESHI