◎身体のセンサー、失っていませんか?


コンディショニング・トレーナー大森です。

今回は「身体のセンサー」のお話です。


ウェブで見つけたイチローの言葉のご紹介です。


『身体のストーリー』

クライアント様と話している中で出てきた言葉ですが、ピンときた言葉でした。

今週は「身体のストーリー」をテーマに書いていきたいと思います。



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人間は生まれたては何もできず、寝返り、ハイハイ、つかまり立ちを経て歩き出します。

歩き方もヨチヨチから、だんだんちゃんと歩けるようになります。


遺伝子に組み込まれたプログラムだから当たり前、という面もあると思いますが、

それでも、少しずつ動けるようになること、

それは赤ちゃんが自ら動こうとして獲得していくもの、

というのは間違いないと思います。


自然とトレーニングの原則になっているんですね。



逆に言うと、誰でも自然にそうなる、というのは、特に現代においては誤った認識だと感じます。

環境があり、それに適応しようとして人間の身体はつくられます。


例えば、ずっと赤ちゃんを小さいベッドから出さなければ、その範囲から動けない=動く必要がなくなるので、骨格筋の発達は遅れます。

言葉だって、あまり親が喋りかけないと、うまくしゃべれなくなるそうです。


赤ちゃんの持つ好奇心は本能的なものであり、それを満たすために身体を動かそうとして、筋力や運動神経を獲得していくものです。


何かをしたい、だからそのために身体が作られる。


身体を動かすことで、さまざまな刺激を身体が受け取り、

脳にフィードバックされ、脳はそれに合わせて身体を動かす。


これが人間の成長の本質だと思っています。



それを踏まえて、イチローの言葉です。


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センサー、失っていませんか?

それは、好奇心を失っていませんか?という問いとも言えます。



何をするにも身体を動かすことは必要です。

身体が動きにくくなると、何もしたくなくなってしまいます。


動ける身体をつくる、保つことは、ライフスタイルをよりよくするための必須条件です。





今回も最後までご覧いただき、ありがとうございます。

皆様がより健康で快適にいられますように。



大森 剛 / OMORI TAKESHI
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