難しいと思うのは、慣れてない動きだから。


糖類ゼロ」のビールは甘味料が入って妙に甘くて好きではない大森です。

糖質ゼロ」でないと。

まぁ、そもそもめったにお酒は飲まない(弱い)ので、どうせなら美味しいビールを飲みたいものです。

…お腹を冷やさないように気をつけます。(~_~;)


と、昨日のセミナー後に打ち上げで軽く飲んでいた時に出た言葉が今回のテーマです。


今回は「難しいのは、慣れてないから」のお話です。



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初めての動きを習ったりチャレンジするのは難しいものです。

でも、それは当たり前なんですね。

だって初めてなんですから。


例えば、生まれて初めてチャレンジする自転車に、いきなりひとりで乗れる人っているんでしょうか?

何度かバランスを崩し、その中でバランス感覚を養い、そして乗れるようになるのではないでしょうか。


けっきょくは「やってない動きはできない」ということです。

そしてもっと大事なのは、

「できない動きも、練習すればできるようになる」

ということです。



動作の習得は、センスの個人差で早い遅いはあります。

また、身体能力の限界を超える動きは難しいでしょう。


しかし、ここで話しているのはあくまで「動作習得のためのトレーニング」ということにします。

トップ・アスリート向けの話ではありません。


力の使い方をコントロールすることで、より良く身体を動かし、

身体をより良く動かすことで、力の使い方を理解していくものです。


力の入れるところ、抜くところ、方向性、筋力発揮レベル、などなど、

専門的に言葉で書くと大変そうですが、トレーニング、エクササイズの中であればそんなに特別なものはありません。


それを、チャレンジする前、あるいは数回試しただけでは、

「よく分からない」
「いつもの感覚が違う」
「難しい(難しそう)」

という感想なのかも知れませんね。



ここで大事なポイントが2つ。


①すぐに諦めない。

本当に意味のない動きだったら、難しく感じて離れても良いと思います。

しかし、体系立った理論であれば、できないのは自分の見方や感じ方のセンスが違うのであって、

それは今は無いけれど今後できるかも知れない伸び代と言えます。


②それをあらゆる手法を使って「分かるように伝える」というのは伝える側、トレーナーやインストラクターの責任である、ということ。

(コミュニケーションは伝える側に100%責任がある理論)

初めての動きでも、楽しく思わせたり納得をしてもらい、そして「できるようになる=慣れてもらう」のが、

「受け手」の人に初めての動きを提供する「伝え手」の責任ですし、腕の見せ所なのかな、と感じました。



少し話がズレましたが、


何をやるにしても、初めはできなくて当たり前。難しいのが当たり前。

それを繰り返すことで、身体のセンスは高まります。

やがていろいろな動きができるようになります。

いろいろな動きができる身体、それは「しなやかな身体」であり、

健康や美しさ、カッコよさにもつながっていくと思っています。



P.S.
GOTOさん、ブログネタで使わせていただきました。ありがとうございました。(^-^)



今回も最後までご覧いただき、ありがとうございます。

皆様がより健康で快適にいられますように。


大森 剛 / OMORI TAKESHI
largeforest.com