◎代謝と栄養について思うこと。エネルギー代謝の基本から。



先日トレーナー仲間たちとエネルギー代謝の話になり、あたらめて人体のエネルギーの使われ方について勉強した大森です。


エネルギー代謝は目に見えないもので、素質やトレーニング経験によって個人差が大きいところなので、
なかなか捉えにくいところでもあるのですが、

一応原則を知っているといろいろ役に立つと思われますので、備忘録的に書いてみます。


ということで、今回はエネルギー代謝なお話です。


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人間は活動するために使われるエネルギーには3種類あると言われています。

フォスファゲン系(クレアチンリン酸系)

②解糖系

③有酸素系

の3つのエネルギー生産システムで人間は活動しているんですね。


そんなエネルギー代謝をグラフにしてみました。

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(誤字を無理やり直しているところはご愛嬌。あくまでイメージです。^_^;)


短い時間なら大きなパワーを出せるけど時間が経つごとに力が入らなくなる、

ということは経験から理解いただけるところだと思います。

それが、単純にガス欠なのではなく、それぞれ生み出すエネルギー量と持続時間が異なるシステムがあるということを知っておくと良いと思います。

※補足。

エネルギー量、というより、パワーと書いた方が良かったと思いました。
後で修正したいと思います。(>_<)


例えば瞬発的に力を発揮するためのスポーツをしている人は、フォスファゲン系のエネルギー機構を使い、

ある程度の時間パワーを発揮しながら動くものであれば(サッカーやバスケなどはこれに当てはまると思います)解糖系を使い、

マラソンなどでは有酸素系を使う、ということです。



さて、ここから先は何をテーマにするかによって話は変わってきますが、

まずフォスファゲン系に関してはアスリートレベルの特殊なエネルギーと言えるので割愛します。


解糖系は、文字通り筋肉や肝臓に貯蔵されている糖質(グリコーゲン)を分解するとエネルギーです。

先に書いたように、サッカーやバスケなどのある程度の高レベルのパワーを使うスポーツや筋トレはこのエネルギーを使いますね。

つまり、上記のようにスポーツをしている人は、糖質を取ってグリコーゲンとして保管する必要があるとも言えます。


そして、有酸素系は主に脂肪をエネルギー源にすると言われています。
同時に糖質も使っていますが。

さらに、脳が働くためにエネルギーATPも、この有酸素運動が一番多く生み出すことがわかっています。


つまり、特に運動をしていない人にとっても、有酸素運動をすることで脳のエネルギーを生み出す事が出来るとなれば、

これは運動するしかないでしょう!

ということになりますね!


うん。書いてて良い勉強になりました。( ̄▽ ̄)

また機会を見て書きたいと思います。


以前から教科書に載ってるレベルのお話なので間違いはないかと思いますが、

冒頭に書いたように個人差がかなりあるところなので、あくまで参考にして頂ければと思います。



今回も最後までご覧いただき、ありがとうございます。

皆様がより快適なカラダでいられますように。


大森 剛 / OMORI TAKESHI  

ひとりひとりのカラダと向き合い、バランスを整え、心身を快適にするサポートをしているコンディショニング・インストラクター。

→1対1でカラダのコンディションを整えるところからスタートしたい場合は『パーソナルトレーニング』がオススメです。

→より自分と深く向き合うための『ヨガ・パーソナルセッション』も行ないます。

→少人数制のヨガレッスン、有酸素運動でカラダを引き締める格闘技系レッスンも行なっています。
東横線・元住吉のフィットネススタジオ・カラーズ

→大手フィットネスクラブにて、パーソナルセッション、ヨガや調整系のグループレッスンもしています。

→ウェブサイト 姿勢改善。動き改善。ラージフォレスト