◎灯りの下だけを探していないか?物事を考える時の注意点。『GO WILD』より


『GO WILD』をキッカケに、興味の世界が広がった大森です。

今回のテーマで言えば「灯りの照らす場所が広がった」感じです。

何の話か?


今回は、何か物事を考える上での注意点のお話です。

この本『GO WILD』を気に入った理由は、局所的なデータではなく、人間の進化からさまざまな性質をに対して包括的に語っている、ということと、

もうひとつ重要だったのは「街灯の下」の例え話があったからです。

ひとつのジョークとして引用されているのですが、それが本質を突いていると思いました。


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今の時点で当たり前だと思われていた常識などが、その後、覆されることは往々にしてあります。

それはなぜか?

それは「街灯が照らしていない」ところからやってくるからなのかもしれません。

以下、引用です。


ある晩、通り通りを歩いていた男が、酔っ払いが街灯の下で身をかがめ何かを必死に探しているのを目に留めた

「何かお探しですか?」

「車のキーがなくってね」

「じゃあ、お手伝いしましょう。この辺で落としたのですね?」

「いやあ、あっちのほうさ。だけどここのほうが明るいからな。」


これは、肥満や心臓病の原因の探究がなされた時、医師が容易に測定できる、人間の体に欠かせない何百という生化学物質のひとつにしか過ぎない、コレステロールだったという話から引用されてます。

コレステロールが諸悪の権化だ、的な考えが一般的ですが、

実際にコレステロール値の高い食べ物とコレステロール値の関連はなさそうです。

しかしポイントはそこではなく、

概して人は自分の知識、経験、考えの世界だけで物事を考えてしまう、ということです。


今回、この本『GO WILD』を元に色々考えが影響を受けましたが、もちろんこれが全てではないと思っています。

今の自分の経験から、この本の内容がスムースに“入ってきた”ので、それを信じています。

ただ、今後また『街灯の光の外側』から新しい何かがやってくることもあるでしょう。


今、自分の『街灯の下』をしっかり見ることも大切だと思います。

同時に『街灯の外側』があることを知っていれば、

いずれ道は遠くまで照らされるのではないでしょうか。


今回の一連のブログを押し付けるつもりはありません。

しかし、もし新たな『街灯』になったのであれば、そこを見る、知ることが、人生をより良くする何かのキッカケになれば良いな、と。

そんなことを想って書きました。


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今回も最後までご覧いただき、ありがとうございます。

皆様がより快適でいられますように。


大森 剛 / OMORI TAKESHI  

ひとりひとりのカラダと向き合い、バランスを整え、心身を快適にするサポートをしているコンディショニング・インストラクター。

→1対1でカラダのコンディションを整えるところからスタートしたい場合は『パーソナルトレーニング』がオススメです。

→より自分と深く向き合うための『ヨガ・パーソナルセッション』も行ないます。

→少人数制のヨガレッスン、有酸素運動でカラダを引き締める格闘技系レッスンも行なっています。
東横線・元住吉のフィットネススタジオ・カラーズ

→大手フィットネスクラブにて、パーソナルセッション、ヨガや調整系のグループレッスンもしています。

→ウェブサイト 姿勢改善。動き改善。ラージフォレスト