◎3Dをイメージ。人間のカラダは形も動きも立体(3D)であることを考える。~ケガを未然に防ぐために③



パズルゲームは好きですが、ルービックキューブはできない大森です。

ネットでやり方は調べられるんですけどね。

あまり見る気になれず、自力でやって、1面で精一杯。

またやってみようかな。

あ、本文とはあまり関係ありません。(^_^;)


今週は「ケガを未然に防ぐために」をテーマに書こうと思います。


ケガは油断した時に起こります。

四六時中意識し続けるのもムリがありますが、

理想は、意識したことが習慣になって、無意識でもできるようになることです。

そのための方法として、自分のカラダのイメージを変える、というのがあります。

そんな話③です。

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立体といえば、これ。



以上、イメージです。(笑)



カラダは立体です。

何を当たり前な…とお思いかも知れませんが、

カラダをちゃんと立体で捉えるのは、意外と難しいんです。


「骨盤の歪んでる」とか「関節がズレてる」とか「姿勢が崩れてる」とか言われますが、

どの方向にどれくらいどのように歪み、ズレ、崩れがあるか、

それを正確に捉えるのは難しいです。

解剖学や運動力学の理解と熟練が必要です。


しかし、そんな難しい話ではなくても、

カラダのクセや歪みなどが「左右」だけでなく、

「前後」あるいは「ねじれ(左右の回旋)」もある、とイメージを持つだけでも感覚は変わると思います。


「左右差」という言葉をよく使いますが、「右」と「左」の2択だけで考えるのは、安易過ぎる気がしますしね。



では、カラダを立体的に感じるためのポイントです。


①まずは左右差を感じます。

これは比較的分かりやすいと思います。

右脚と左脚のどちらに体重がかかっているか?

あるいは、右脚と左脚、どちらがチカラが入りやすいか?


②前後バランスを感じるときは「つま先」と「踵(かかと)」の荷重を感じます。

足のゆび、使えてますか?

浮いていたり、逆にチカラが入り過ぎて曲がってませんか?

同時に、踵も使いましょう。

立っているとき、前重心になってる人は意外と踵から体重が抜けてることが多いです。


③ねじれを感じます。

例えば「左右の歩幅」などで分かります。

脚が出やすい方、出にくい方があります。

どちら回しが得意で、どちらが弱い(固い)か分かりますね。



これで、左右、前後、回旋が意識できます。

はじめは分かりにくくても、意識し始めることです。

意識をすればイメージも具体的になり、感度も高まり、やがて習慣として身につきます。




ちなみに、上記は下半身の話のみで、例えば「左右の肩の高さが違う」といった場合を書いてませんが、

できれば上半身より土台となる下半身のイメージを先に作りたいです。

下半身の方がイメージしにくいので、時間が必要であり、

さらには、上半身を整えても下半身が歪むと、けっきょく上半身も歪んでしまいますから。



しかし、基本は上半身も同じです。


例えばデスクワークが多い人は、上半身の前後・左右・回旋の意識をしてみましょう。

お尻(坐骨、恥骨、骨盤底筋群一帯)への荷重と肩の左右差、ねじれやすさなどで、バランスを感じると良いと思います。



なかなか言葉では難しいところもあります。

どうすれば良いのか?


大森のウェブサイト『ラージフォレスト』では、カラダのこと、健康のこと、
いろいろな疑問やご相談に、できるだけお答えしたいと思っています。
お気軽にご利用下さい。

⇒■大森剛のウェブサイト:ラージフォレスト


皆様がより快適なカラダでいられますように。


大森 剛 / OMORI TAKESHI  

ひとりひとりのカラダと向き合い、バランスを整え、心身を快適にするサポートをしているコンディショニング・インストラクター。

→1対1でカラダのコンディションを整えるところからスタートしたい場合は『パーソナルトレーニング』がオススメです。

→より自分と深く向き合うための『ヨガ・パーソナルセッション』も行ないます。

→少人数制のヨガレッスン、有酸素運動でカラダを引き締める格闘技系レッスンも行なっています。
東横線・元住吉のフィットネススタジオ・カラーズ

→大手フィットネスクラブにて、パーソナルセッション、ヨガや調整系のグループレッスンもしています。

ウェブサイト: 姿勢改善。動作改善。ラージフォレスト



※画像出典
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