◎お腹の圧力「腹圧」を高めてカラダを守りましょう。~ケガを未然に防ぐために①



たまにカラダを痛めた時に、自分の弱さ(ー ー;)と可能性(・ω・☆)を感じる大森です。


今週は「ケガを未然に防ぐために」をテーマに書こうと思います。


ケガは油断した時に起こります。

四六時中意識し続けるのもムリがありますが、

理想は、意識したことが習慣になって、無意識でもできるようになることです。

そのための方法として、自分のカラダのイメージを変える、というのがあります。

そんな話『腹圧を高めてカラダを守る』イメージを持ちましょう。

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いつだったか「G-SHOCK」の開発秘話をテレビで見ました。

普段テレビを見ないのに、何故見たのかは不思議ですが。(^_^;)

G-SHOCK


G-SHOCKが耐久性を得るために、ものすごく時間と試行錯誤を掛けたことが描かれていました。


G-SHOCKがどうやって耐久性を得たか。

それは精密機械部分を時計内に「浮かせた」状態にすることで、衝撃を分散させて守っているそうです。

公園でゴム毬で遊んでいたこどもをみて発想されたそうです。


で、G-SHOCKが何?( ̄^ ̄)=3

と思われるでしょうが、すごく大事なポイントがあります。

この「浮いた状態で衝撃を分散させる」という機能を人間のカラダで置き換えると、

「お腹」がその役割を果たしています。

お腹がゴムボールのように、カラダの衝撃を吸収・分散していると考えると、とても理に適っていることが分かります。


お腹のゴムボールの働きは「腹圧」という、文字通りお腹の圧力で発揮されます。

お腹にチカラを入れる、というやつですね。

昔の表現で「臍下丹田」です。


お腹には内臓を包む「腹腔」という膜があり、

それをさらに包むように筋肉群=インナーユニットが付いてます。

(インナーユニットについては、以前ブログにも書きましたのでご覧下さい。)


つまり、腹圧を高めるためには、インナーユニットを働かせる必要がある、

つまり体幹が大事という、いつのも結論に辿り着きます。


腹圧を活性化させて、お腹をゴムボールのようにイメージして、

カラダの衝撃を分散させてみましょう!

関節や靭帯へのダメージが減り、ケガを未然に防ぐことにつながります!




ここでポイントは、お腹をゴムボールのようにイメージすること。

つまり、体幹をガチガチに固めては逆効果になる、ということです!

抜けたゴムボールも弱いですが、ガチガチまで空気を入れたゴムボールも…怖いですね。



もうひとつ、良いイメージ。

適度な圧力のゴムボールは、軽ーくポンポン跳ねていきます。

これを人間のカラダに置き換えたら?


軽快なカラダになれますね!


軽く快適なカラダでいるためにも、ゴムボールのような腹圧をイメージして行きましょう!


腹圧を高めるためには、どうすれば良いのか?

昨日のブログ『【ヨガトーク!】呼吸はエネルギー。カラダやココロがだるい時ほど、深呼吸をしましょう!』で書いたように、呼吸がまずは大事です。

「腹式呼吸」も「胸式呼吸」も両方使うくらい、大きな呼吸ができると良いですね。

そういう意味でも、ヨガは効果的だな、と最近あらためて思っています。


呼吸、深くできてますか?

腹圧、高められますか?



他、インナーユニットの使い方や、腹筋とカラダの背面の筋肉群とのバランスなど、別の問題もありますが、まずは「呼吸」からでOKです!



大森のウェブサイト『ラージフォレスト』ではカラダや健康、運動などの疑問に、できるだけお答えしたいと思っています。
些細な疑問やご質問も、ぜひ聞いてみてくださいね。

⇒■大森剛のウェブサイト:ラージフォレスト


ちなみに、G-SHOCKの開発秘話を調べたら、ネットにあったのでシェアします。

G-SHOCK開発秘話

こういう技術者の話、好きです。( ̄▽ ̄)



皆様がより快適なカラダでいられますように。


大森 剛 / OMORI TAKESHI

ひとりひとりのカラダと向き合い、バランスを整え、心身を快適にするサポートをしているコンディショニング・インストラクター。

→1対1でカラダのコンディションを整えるところからスタートしたい場合は『パーソナルトレーニング』がオススメです。

→より自分と深く向き合うための『ヨガ・パーソナルセッション』も行ないます。

→少人数制のヨガレッスン、有酸素運動でカラダを引き締める格闘技系レッスンも行なっています。
東横線・元住吉のフィットネススタジオ・カラーズ

→大手フィットネスクラブにて、パーソナルセッション、ヨガや調整系のグループレッスンもしています。

ウェブサイト: 姿勢改善。動作改善。ラージフォレスト